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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>

第39章 桜餅か桜酒か(信玄様&謙信様)


佐助「あ、舞さんがフリーズした」

幸村「ふりいずはわかんねえけど、まあ良かったんじゃないか?
 こいつ、ぜんっぜん気づいてなかったし」

義元「謙信にしてはすごく我慢していたよね。
 ね、信玄」

信玄「ああ、そうだな。さてそろそろ城に帰るとするか」


信玄は気持ちの良い笑みを浮かべて腰を上げた。

予想していた反応とは明らかに違ったため、義元は不穏を感じて控えめに眉を寄せた。


義元「随分とおとなしいね。
 信玄も舞に気が合ったんじゃないの?」

信玄「ようは二人きりにさせなきゃいいんだよ」


詳細はわからないまでも信玄の言い方からすると、謙信の邪魔をしようとしているのは確定だ。


義元「はぁ…謙信は凄く怒るだろうね」


信玄は含み笑いを返し、佐助の肩に手を回してどこぞへと歩いて行った。


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