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☆姫の想い、彼の心☆ <イケメン戦国>
第34章 呪いの器(三成君)
三成「今日はお話を聞かせてくださってありがとうございました。
それと1つお願い事があるのですが」
夕夏に会わせて欲しいということだろうかと椿は胸を弾ませた。
三成「千代姫に会わせて頂きたいのですが、どちらにいらっしゃるのでしょうか」
椿「………あの娘は湯治(とうじ)に行って留守にしております」
椿の顔から表情が消え、千代姫の不在を告げる声は低かった。
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