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ハイキュー 短編夢小説集

第5章 *孤爪研磨夢 無色少女




 他人に染まりやすい彩香は、絶対に日向と出会ったら影響を受けて染まるのが見える。


 彩香は今でもクロが関わらなければ、俺のゲームに付き合ってくれている。
 けれど、これ以上バレー好きと関わったら完全に染まる気がしならない。
 彩香は無色でどんな色にも染まれる。


 それが赤でも黒でも平気で。


 大事なゲーム理解者である彩香がこれ以上、バレー色に染まって欲しくなくて本音が口から勝手に出た。

「全部クロの所為だ」
「えっ?帰宅早々突然のパンチなにっ?」

 俺だけの無色少女だったのに、このままだと他の奴に染められそうで、それだけは嫌だと思いながら彩香に合宿の話をうまーく、して納得させた。
 クロが口を挟まない様に睨み付けながら。
(2021,4,22 飛原櫻)
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