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【クロスオーバー夢小説】ソラのコ【REBORN×銀魂】

第5章 空3 少女の笑顔


 綱吉をマフィアのボスにする為にリボーン現れ、生活が変わりだした。あれ程周りから『ダメツナ』と呼ばれていたのが、嘘の様に誰も呼ばなくなった。


 その理由はリボーンが撃つ『死ぬ気弾』と言う銃弾を受けた綱吉が、別人の様に変わって行動を起こしたからだ。


 まるで別人の様になった綱吉に誰もが驚き、見る目が変わったのだ。それは綱吉にとってプラスにもマイナスにも。それによって周りから恐れられたり、今まで話す事など遠い世界だった京子と友人となる事が出来た程だ。
 あまりにも嬉しいその事に有頂天になってリボーンに感謝をしてしまったのだが、飛鳥の事や自分をマフィアのボスにすると言う事考えると受け入れる事はしたくなかった。
 リボーンは家庭教師の契約で綱吉の成績が上がるまで住み込みで一緒に生活を送る事となったが、飛鳥は全く心を開く事がなく会話が成立する事はなかった。
 それ所かリボーンが来てから学校を休みだし、毎日夕方まで何処かに行方を眩ませてしまっているのだ。


 綱吉はそれが気が気ではなく、飛鳥の事ばかりを考えているのだ。


 もしかしたら、飛鳥のその行動の原因は自分にあるのではないのかと……。そう思う根拠が綱吉には合ったのだ。
 飛鳥は誰よりも自分の事を慕っていると理解をしている。誰よりも自分の事を思い、心配してくれている事を。
 しかし、周りの目が変わった事により綱吉の周りには今までとは異なった人達が来る様になりだした。
 その事を飛鳥は勿論喜んでくれた。『ダメツナ』って呼ばれなくなった事、京子と仲良くなれた事。嬉しく語れば飛鳥はずっと話を聞いてくれていた。


 でも、それが飛鳥に寂しい思いをさせているのではないのかと思っていたのだ。


 いや、絶対に寂しい思いをしているに決まっている、と。ゆっくり飛鳥と話をしたいと思っていても、家に帰れば絶対にリボーンがいるし、学校でも人から話しかけられる事があり、どうも上手く話が出来ずにいた。


 飛鳥だけじゃない、綱吉も寂しくて寂しくて仕方なかったのだ。


 いて当たり前の存在がいない事、当たり前の様に話が出来ない事に…………。
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