• テキストサイズ

【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第26章 第二十三話 ソト


 池ヶ谷に手を引かれ、エレベーターに乗り込んで四階まで上がる。出て着いたドアの表札には池ヶ谷、と書かれていた。
 此処が池ヶ谷の家なのかと思うと途端に緊張してきた。

「どうぞ」

 ガチャとドアを開けながら池ヶ谷は控えめに俺に声を掛けてきた。少し恥ずかしそうな表情をしているのが可愛い。今まで男を招き入れた事がないのだろう。

「伊織の部屋は?」

 玄関に入り鍵を掛けてしまえばまた二人だけの世界になる。さも当然の様にシャツのボタンを外し、スカートのファスナーを下げて脱衣させる。
 脱がされただけでとろ顔になる池ヶ谷の首筋に舌を這わせて、ヤると意思表示する。

「あっち……」

 池ヶ谷が指差した部屋のドアを開けると、女らしいピンクを基調とした部屋だった。質素な俺の部屋と違って色々な小物が置いてあり、池ヶ谷らしい可愛い部屋だ。
 池ヶ谷のベッドに押し倒すと、着ていた服を脱ぎ捨てて跨ってやる。

(やっべ…………池ヶ谷の部屋でセックスとかマジ興奮する)

 可愛らしい女の子、の部屋で厭らしい行為をする。互いに全裸でいる事実、今からする事で興奮しない訳がない。
 ぐぃっと足を持ち上げぬるぬるに濡れる縦筋にくぷ、と先を挿れる。
 池ヶ谷も自分の部屋でセックスをするなんて、想像もした事がないらしい。耳まで真っ赤にさせながら膣内(なか)に挿入(はい)ろうとしている俺を見つめていた。

「挿入(いれ)るぞっ」
「あぁんっ!」

 ぐちゅっと一気に根元まで挿入(いれ)てやる。自分でも大きくなっていくのが分かる位に興奮している。
 池ヶ谷の部屋は全体的に良い匂いで溢れ返っている。あの甘ったるい匂いがそこら中から香っている。
 匂いにくらくらしながら激しくピストン運動を始めれば、我慢をする必要もないので大声で池ヶ谷が喘ぎ叫ぶ。

「ひゃっあっんっんぁっ !! 」

 だらしなく涎を垂らし、快楽に溺れている池ヶ谷の膣内(なか)は酷く締め付けて止まない。ギュンギュンと俺を締め付けてイかせようとしてくるのだ。
 池ヶ谷の部屋でヤっているんだ、すぐにイきたくなんて無くて必死に射精(で)そうなのを堪える。
 激しく動いてイきそうになったら動きを止めて呼吸を整えて、落ち着いたらまた動く。
/ 336ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp