【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第25章 第二十二話 センノウ
「……っ……ふっ…………」
早朝四時、俺に犯されている池ヶ谷は声を出せない様に口にハンカチを詰め込まれていた。
喘ぎ声が聞こえなくてもベッドの軋む音で気付かれてしまうのではないかと言う緊張感が刺激となり、もう何度互いにイったか分からなかった。
声を出せず、強姦されている状況にも関わらず瞳いっぱいに涙を溜め、快楽に溺れる池ヶ谷の表情は俺を刺激して、生を吐き出させる。
びしょびしょに濡れてぐちゅぐちゅと鳴る結合部からは、入りきらなかった事と挿入で掻き出されている精液がどろどろと流れ落ちていた。
「伊織っ……ハァ……早く俺の子をっ」
「~~~~っ !! 」
妊娠を想像させる単語を出せば声を出せない池ヶ谷は、必死に首を横に振って拒絶の意を俺に伝えてくる。
快感と恋人繋ぎをしていて身体の自由がない池ヶ谷はまた、俺からの強姦を泣きながら受け入れる他、道が無かった。
「イくっ……子宮内(なか)に射精(だ)すからなっ」
「ン~~~~っ !! 」
ずん、と奥まで貫いてドロリと子宮内(なか)にたっぷり精液を注ぎ込んでやり、池ヶ谷の口を塞いでいたハンカチを取ってやる。
唾液でぐしょぐしょになっているハンカチを適当な所に投げ捨てて、イった快感で痙攣している池ヶ谷を強く抱き締めてやる。
「……ぁあ……妊娠しちゃ……う…………赤ちゃんが……」
うわ言の様に繰り返し泣く池ヶ谷の膣口(いりぐち)を手で塞いで囁いてやった。
「伊織の中から俺を零し出したら妊娠出来なくなるだろ?全部子宮内(なか)に入れて零さないでくれよ」
「ふぇっ……にんし……私達のあかちゃ……」
「ああ、俺達の子供だよ。伊織」
嫌がる池ヶ谷に呪いの言葉の様に言い続ける。同じ言葉を言い続けていけば一種の洗脳状態になるらしい。
この三日間で俺に逆らえない事、子作りをしている事が正しい事である様に洗脳を続けていく。
池ヶ谷の身体が心が俺無しではいられない様に。
子宮内(なか)にたっぷりと射精(だ)したら少しでも妊娠する可能性が高くなる様に、仰向け三十分、うつ伏せ三十分を必ずさせる。
その間も耳元で囁き続け、池ヶ谷の思考を支配していく。