【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第21章 第十八話 イワカン
確かに池ヶ谷が付けた傷ではあるが、一切非がないと言うのに。まるで自分が総て悪い、と言う様子でいる。
「部活半日で戻って来るから」
あまりにもその表情が居た堪れなく、ぎゅっと抱き締めて告げてやる。
「ちょっと怪我したからって半日で切り上げてくるから気にするな」
逆効果だったのか俺の言葉に池ヶ谷の表情が沈む。しゅんとした様子で俺と目を合わせ様としない。
首輪と鎖で繋がれている姿を見ると、本当に叱られて小さくなっている犬の様だ。
「じゃあ俺の手の代わりになってくれよ」
「……代わり?」
「そう、代わり」
チュッと瞼にキスをしてやる。頬を軽く染めながらそっと池ヶ谷が俺の事をやっと見てきた。
「部活以外の時間、俺の手になってくれればそれでいい」
「うん……」
納得させる様に何度も何度も深くキスをする。角度を変え、舌を滑り込ませて絡め取ってやるとぎゅっと服を握り締めてくる。
つぅ、と糸を引きながら離れると熱の籠った目で俺を見る。
(すっげートロ顔)
キスだけで欲情してしまったのか乳首はピンと立っていて、濡れ出したのか足をもじもじさせている。
ぐぃっと肩を押して倒す。ドサッと倒された先に何があるか分かっているらしく、欲情しながらも怯えた顔をしている。
「ランニングの代わりの運動、伊織とシたい」
「あっ」
ぐぃっと足を持ち上げ、ぬるっと光る縦筋に亀頭をくぷりと挿入(いれ)て、両足を持ちヤりやすい体勢にする。池ヶ谷はこれからくる快楽と恐怖に震えていた。
「な……子宮(なか)、に?」
「それ以外ある訳ないだろっ?」
「んあっ!」
ズンと挿入(いれ)ればさも当然の様に、池ヶ谷の膣内(なか)はずるんと俺を飲み込む。
ビクビクと痙攣する膣内(なか)は相変わらず俺が挿入(はい)ってくるのを望んでいるらしい。
苦なく、挿入(はい)るのを当たり前かの様に、根元までしっかりと身体の中へ俺を飲み込んだ池ヶ谷は真っ赤な顔で震えている。
何度やろうと変わりない感覚に、震えが止まらないみたいでいる。膣内(なか)に何度も熱を持つ異物を取り込んでいる状態に、五感全てが膣内(なか)に集中しているかの様に見える。
「動くぞ」
「ひゃっアッ」
ゆっくりと動き始めると池ヶ谷が喘ぎ出す。快楽に溺れてとろんとした表情で、声を抑える様子は全くない。
