【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第17章 第十四話 ネテモサメテモ
愛液が一気に出てきたのか今までの比にならない滑りの良さに、撃ち付けるスピードをどんどん上げていく。
「きもっ……きもちっいいけど……ずきずき痛いっ!」
「無理矢理挿入(いれ)たからかっ」
「いたっ……痛っ……痛いっ痛いよぉ !! 」
痛みにぽろぽろと泣き出しながら、俺の腕を掴んでくる。必死に痛みと快楽に耐えているらしく、立てている爪が痛い。
「伊織っ……なんでお前の膣内(なか)って何でこんなキモチイイんだよっ……何度でも挿入(いれ)てっ……射精(だ)したくなるっ」
「いやっ……射精(だ)さないでっ !! 本当に妊娠しちゃうよっ……おねがっ……妊娠(それ)以外だったらなんでもするっからっ……赤ちゃんだけは本当にっ!」
「駄目だっ妊娠するんだっ!」
パンパンと激しく打ち付け、コツコツと休む事なく子宮口を刺激し出せば子宮内射精(なかだし)しようとしていると気付き、池ヶ谷が無駄だと分かっているのに叫び泣く。
「イヤァァァァ !! 助けっ……誰か助けてぇ!妊娠させられちゃう !! 誰かァ !!!! 子宮内射精(なかだし)嫌ぁ!」
「イイ声だっ」
ぎゅっと抱き締めると子宮内(なか)にたっぷりと射精(だ)す。ビクビクと膣内(なか)が痙攣しながら一滴残らず、精子を子宮内へと絞り取っていく。
精子を求める池ヶ谷の身体は本能が妊娠したいと俺の考え、繁殖行為に同調してくれているらしい。
「ひっ……ひっく……もう嫌っ…………」
泣きじゃくる池ヶ谷を宥める様に頭を撫でてやる。繋がったまま、精子(いのち)を少しでも外に出ない様に栓をして。
「何時ならっ……何時なら私 子宮内射精(なかだし)されてないのっ……?何回 射精(だ)されてるのっ…………嫌だよっ……赤ちゃん出来たら……これからどうしたらいいの?」
先の事までしっかりと考えているのか、と本気で関心した。一時の快感だけで動く男と、その後色々とある女とでは意識にここまで差が出てしまうのか。
ずるっと抜くと池ヶ谷の携帯を取ってネットを開く。
「妊娠した後、どうなるのか一緒に調べてみようぜ」
ぽろぽろと泣いている池ヶ谷の事をコロンとうつ伏せにさせ、携帯の画面が移るように引き寄せて検索を開始した。
(2016,3,27 飛原櫻)