【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第15章 第十二話 ヤリタイコト
舌先で乳首を転がし出ない母乳を求めて吸い続けているとギブアップ、と言った表情で池ヶ谷は俺を見てきた。
「…………」
ちゅっと乳首を解放してやって、じっくりと池ヶ谷の身体を見つめた。
「……?」
俺の視線に震えながら見てくるから、たぷたぷと下から乳房を揺らしながら言う。
「裸が恥ずかしいんだよな?」
「……う、うん…………」
「やりたい事あるから部屋行くぞ」
「きゃっ」
有無言わさず抱き上げるとスタスタと部屋に戻る。すぐに鎖をベッドの足に固定して、カバンの中を漁って目的の物を見つけ取り出す。
「包帯?」
「そう」
スタスタと戻ってくると脇の下に手を入れて、ひょいっと立ち上がらせる。俺の行動が理解出来ないらしくて、池ヶ谷はかなり不安そうな表情をしている。
俺はと言うと楽しそうにするっと包帯を背中に回して言う。
「腕あげろ」
「うん……」
ソッと上げたので胸元に包帯を巻き出す。あくまでも巻いているだけで、締め付けていないから乳房が潰れる事はない。
乳首が隠れる様に二回巻き、ヘソの上でも同じ様に巻いて、股を隠すのを避ける様に腰骨から足の付け根に巻いてやって出来上がりだ。
その姿を見た池ヶ谷の顔が羞恥で真っ赤に染まる。震えながら俺に言う。
「こ……これっ……て……」
「ネットで見つけたヤツ。絶対に伊織嫌がってくれるだろうな、って」
意味を成さない包帯姿に池ヶ谷が怯え出す。少しでも胸を反らせば境目から乳首が顔を覗かせ、股以外をしっかりと包帯で巻いている所為で、つるつるなのが際立って見えた。
「ヤッ……これじゃあ裸の方が恥ずかしくないよっ……!」
「その顔が見たくてやったんだよ」
尻を揉みながら逃げられない様に背中に手を回して、クッと前に押すと池ヶ谷が叫ぶ。
「背中押しちゃ駄目っ !! 乳首出ちゃう!」
必死に抵抗しようとしたが、ぷっくり膨らんでいる乳首は境目が邪魔だと自ら望んで外へと飛び出す。
境目から乳首だけが飛び出している状態は卑猥の一言だ。池ヶ谷はポロポロと泣きながら懇願してくる。
「飛雄様っ……恥ずかしい……裸の方がいいっ……」
「伊織、もっと恥ずかしがれ。伊織が嫌がれば嫌がる程興奮するんだ」
「……イヤァ…………」
ガクガクと震える池ヶ谷をしっかりと抱き締めて深くキスをする。