【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第15章 第十二話 ヤリタイコト
「腹減った」
グッタリと俺の膝に乗り寄り掛かって休憩している池ヶ谷の腹部を撫でながら呟いた。アレだけ食ったのにヤり過ぎでまた腹が空いてきてしまった。
(伊織喰ってる間は胸いっぱいで全然気にならねぇのに、止めたら空腹気になって面倒だ)
両手で乳房を揉み、肩をかぷっと噛み付いてみる。これで腹が膨れたらいいのに、と思っても膨れる訳がなくて肩を何度も噛み付いて空腹を誤魔化していた。
「痛っ……飛雄様噛むならもっと優しく噛んで」
「悪ぃ」
噛み付くのを止めて肩を見ると確かに歯型が沢山付いているし、ちょっと血が滲んでしまっていた。つい力加減を忘れていた。
池ヶ谷は甘い吐息を漏らしながら、揉まれる胸に合わせて腰をくねらせて快感を得ている様だ。
「伊織、俺また腹減ったんだけど」
「食べ過ぎると胃もたれ起こしちゃうよ?」
「バレーより疲れるとか子作りって楽じゃねぇ……」
はぁ、と溜息を漏らすと俺の様子を伺いつつ池ヶ谷は提案してくる。
「つ、疲れてるのならば早く寝よう、ね?」
「嫌だ」
グルッと俺の方を向かせて抱き締めて言う。
「後最低でも五回ヤんねーと寝ない」
「あ、明日倒れちゃうよ ?! 」
「体力には自信がある」
「私が倒れちゃう !! 」
腹部を撫でられる感覚すら気持ちいいのか、吐息を漏らしながらも池ヶ谷が必死に訴えかけてくる。小柄な池ヶ谷が俺の体力に付いて行けない事は勿論分かっている。
三十センチ近い身長差がある俺達だ、堪えているのは褒めるべきだった。
「倒れたら受け止めてやるから」
「そう言う問題じゃなくて……っ!」
ふにっと柔らかい股に手を当て指先でツンツンと膣口を刺激すると、また来る快楽に池ヶ谷の目がとろんとなる。
「そうだ、そろそろ」
「?」
首を傾げた池ヶ谷を見つつ、着させていたTシャツの裾を掴むと勢いよく脱がせた。
いきなりの脱衣に驚いて俺の手ごとキュッと股間を閉めた。一時位間ぶり見る裸体は相変わらず綺麗で、愛でていたいと思った。
「み、見ないで…………恥ずかしい」
Tシャツだけだろうが、服があるのと無いのとはでは全然反応が違う。ツンと立っている乳首をちゅるっと啜りながら口に含むと、ビクッと腰を反らせてくる。
「乳首吸っちゃ……駄目っ」
「伊織は駄目ばっかりだな」