【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第13章 第十話 ショウキュウシ
「伊織。ちょっとシャツめくってツルマン見せてくれよ」
「ツルマン?」
「ツルツルのマンコ」
「っ !!!! 」
カァッと顔を赤くしながらも俺の言葉に逆らえないらしく、そろっとシャツで隠れていた下腹部を見せた。キュッと閉じられたツルツルの盛り上がる肉がエロい。
「その姿、写真撮るな」
「だっ…!…………いっぱいは……撮らないで」
ふるふると震え耐えるその姿を数枚撮ると、鎖を引っ張って池ヶ谷を抱き寄せる。
「すまん、伊織の可愛らしさにムラっとした。飯作りに行こう」
離れて歩き出そうとした瞬間、俺の服を池ヶ谷が掴んできた。驚いて振り返るとおずおずと上目使いで池ヶ谷が言う。
「あの……ね。ご飯作る前にその…………抱き締めて」
「へっ !? 」
いきなりの要求にぼん、と顔が赤くなった。池ヶ谷から求めてくるなんて初めてだったから。
「え~~っと……」
「ギュッとするだけでいいから……」
ギュッと服を掴んだまま俯く池ヶ谷を、強い力で抱き締める。少しすると服を掴んでいた手が離れ、そっと俺の背中に抱き付いてきた。
ぎゅっと俺に抱き付いてくる池ヶ谷に理性がぶっ飛びそうになり、必死に堪えながら尋ねる。
「ど、どうした?」
少しの無言の後、池ヶ谷が口を開いた。
「『影山君』がいる」
「…………え?」
「飛雄様じゃなくて『影山君』がいて……ちょっと安心してる」
「……飛雄様の事、嫌いか?」
恐る恐る尋ねると、池ヶ谷は首を振って目を見て告げる。
「愛してる」
それは俺に服従して言っている言葉なのか、池ヶ谷の本心なのか俺には分からない。それでも真っ艶を含んだ瞳で俺を見てくる。
「誘ってんの?また子宮内射精(なかだし)強姦されてぇの?」
するっとTシャツの中に手を入れて乳房を揉んでやると、赤い顔で応えてくる。
「……わかんないっ」
ブルッと赤面しながら池ヶ谷は答えた。あれ程嫌だと泣き叫んでいたのに分からない、と。
壁に追いやり股の間に足を入れて逃げられない様に固定して、乳房を揉みながらもう一度キスをして舌を絡め取る。
小さな喘ぎ声を漏らす池ヶ谷の股に手を伸ばし…………。
グウゥゥゥゥ
「…………」
「…………」
俺の腹が盛大に音を立てた。刹那物凄い空腹感が襲い、昂ぶっていたモノも一瞬にして萎みやがった。