【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第76章 【番外編】騙して
初めての試みに池ヶ谷の膣の息みはすぐに止まった。
小刻みに呼吸をしているのを見て、また根元まで戻し挿入(いれ)てやった。
「ひゃぁ!……な、なん、で……」
折角出していたのに、と言う池ヶ谷に俺はハッキリと告げてやった。
「ああ、一つ言い忘れてた。抜くのは一気にで、途中で止まったらまた根元からやり直し」
「そん……な……」
後出しで言われた条件に、震える池ヶ谷の耳元で囁く様に告げる。
「ほら……早く俺を出さないと精子どんどん子宮の中に入って妊娠するぞ?俺は伊織を妊娠させたいから良いけど、伊織は妊娠したくないんだろ?早く俺を膣外(そと)に出さないと精液も出せないぞ?」
俺の言葉に池ヶ谷は泣きながら、再び膣に力を入れた。
また膣肉が肉棒を押し出そうと腟内(なか)を締め付けていき、腟内(なか)から肉棒が押し出されていく。
「はぁ……んんっ……」
必死に息を吐きながら下腹部に力を入れている姿が、本当に出産している様に見え、堪らなく唆られる。
出産する時の体勢に近い姿をしているのも、原因だろう。
「ふぅ……ん……あっ……」
三分の一まで出せた所で、力が抜けてしまったのだろう。押し出される感覚がなくなったので、即元に戻してやる。
「んぁっ!」
「残念だったな、ほら次は出せるかもしれないぞ?」
俺が言う事に逆らえない為か、膣外(そと)に出したくて必死なのか、池ヶ谷は同じ事を繰り返し行う。
出そうとしても一気に出せず、少し出ては戻されてを何度も繰り返し、挿入(いれ)られる度に喘ぎ叫ぶ。
池ヶ谷は気が付いていない様だが、この行為は二人で挿入を行っているだけだ。
池ヶ谷が出して俺が挿入(いれ)ると言う、協力した上でのピストン運動である。
池ヶ谷はまだその事実に気が付かず、本気で解放してもらえると信じて出す行動を続けていた。
五分が経ち、十分が経ち、それでもまだ半分までしか出せていない。
池ヶ谷の出せる長さが増える程、挿入(いれ)る長さが増えていく。
「んっ…………ふぅ……ん……アンっ!」
騙されているとも知らずに、続ける健気で哀れな池ヶ谷。
そんな疑わず純粋な性格なんかしているから、俺に犯されて監禁されて、レイプされているのだ。