【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第71章 another:15
セックスもそうだし、他人の陰毛をこんなに綺麗に剃る事が出来るなんて凄いと純粋に思う。
Iラインなんて特に難しいと思うのに、影山君が剃るとチクチクする事無く、スベスベになる。
陰毛があるのが当たり前だったのに、今ではあるのが嫌で永久脱毛を考えてしまっている。
影山君の為にもずっとパイパンでいたくて、脱毛器が欲しくなっている。
(影山君に愛される身体でいたい……)
影山君の為だけに生きていたい、存在していたい。影山君を悦ばせるたった一人の存在に成りたい。
影山君の為だったら陰毛も無くていい。
じわじわと下半身に熱が篭っていき、濡れてきているのが分かる。
「伊織……」
「あっ……」
剃り終わったみたいで、影山君は私の脚を持ち上げながら広げ、ファスナーを下ろして勃っている陰茎を押し付けてきた。
(赤ちゃんいるのに……子宮内射精(なかだし)セックスしちゃう……)
ゾクゾクしつつも早く影山君が挿入(はい)って来て欲しくて、息が上がっていくと前戯なく私の腟内(なか)に影山君が挿入(はい)った。
「アァん!」
激しいピストン運動に喘ぎ声が止まらない。影山君は乱暴に私の胸を揉み、上も下も休む暇なく犯されていく。
「早くっ……早くっ……俺の子供を妊娠しろっ!」
妊娠しているのに妊娠を求められ、背筋がゾクゾクしながら言葉が出てしまう。
「駄目っ……アァっ……駄目っ……にんし……赤ちゃっ!」
「孕むまでっ……何度でもっ……子宮に精子直接流し込んでやるっ!」
「アッアッアッアッ!」
「孕め伊織っ!」
激しい影山君の子作りは今日も深夜まで続き、意識を失うまで……ううん、意識を失っても解放してもらえなかった。
赤ちゃんがいるのに、また子宮が精液でいっぱいにしてしまった。
そして三日後、遂に影山君に私が妊娠してしまっている事を知られてしまうのだった。
恥ずかしくて、でも待ち望んでいた嬉しい、私達の子供がお腹に宿っている事を。
(2021,7,12 飛原櫻)