【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第71章 another:15
だってもうとっくに卵子は精子と出会って受精卵になってしまい、私の子宮に癒着してしまったのだから。
(妊娠してるのに……セックス止められないよ……赤ちゃん居るのに……射精(だ)されちゃってる……)
影山君の陰茎が抜かれるとゴポと言う空気が出る音と共に、入り切らなかった精液が溢れ出た。
いっぱい射精(だ)しても妊娠しなければ影山君は満足してくれない。
優しくシてくれるけれど、回数は減らしてくれないので起こされると、今度は後ろから奥深くまで挿入(いれ)られて始まる。
「アッアッアッ!」
「伊織の好きなバックだぞ……奥の子宮口まで挿入(はい)ってるだろ?」
「奥っ……アッ……深いよっ……アッアッ」
奥の子宮口まで挿入(はい)ってトントンと衝かれて、気持ち良くて意識が飛びそうになる。
私の身体の事は影山君に知り尽くされているので、弱い所を重点的に衝かれてしまうと、イってしまう。
「アッアッ……深い……気持ちイイ……」
「俺も気持ち良くて仕方ない……伊織マンコ、気持ち良すぎるだろ……」
ズボズボと出し入れを止めてくれない影山君に、熱があるのも相まって頭がボーッとしてしまう。
妊娠するってこんな大変な事が起こるんだ、と衝かれながら思っていた。
腟内に在る影山君が冷たく感じる位に身体が熱い。
身体に籠る熱が影山君に気が付かれてしまうと思っていたら、言われてしまった。
「伊織の腟内(なか)、何時もより熱いなっ」
「んっ……アッ……」
「何時も熱いのに、もっと熱くなって良いな……」
身体の熱さには気が付いているけれど、それが異変である事にはまだ、気が付かれていないみたいで安心した。
妊娠した事による微熱であるのに気が付かれたらどうしようかと思ってたから、安堵して影山君に犯されている。
「とび……とび、お……」
「子宮にたっぷり精子、入れて孕ませてやるからな、伊織っ」
「アアッン」
後ろから深いので子宮内射精(なかだし)をされて、気だるさからつい意識を失ってしまった。
◆
影山君に隠れて、また妊娠検査薬を使ってみた。
夢じゃないかと思いたくて、何度も調べてしまっていた。
「……やっぱり陽性」
今日の結果も変わらず妊娠していると陽性反応が出た。
もうこれで検査薬を使うのは十本目になる。