【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第67章 Another:12
ちゅっとキスをされ、影山君は音を立てずに帰ってしまう。
影山君が居なくなってしまった部屋は、何故か広く感じて悲しい。
明日また会うまでの我慢。
また、明日逢えば愛してもらえるだろうか。今日より激しく貫き、沢山キスして欲しい。
明日が待ち遠しくて仕方ないのと同時に、行為から解放された身体は体力の限界を遠に越していたので、崩れる様にベッドに倒れ込んでしまった。
「…………影山君」
じんじんと痺れる膣口に今日はもう起き上がれないかもしれないと、掛け布団を被りベッドの中に潜り込む。
ベッドの中には影山君がくれた彼の服が隠してある。
最初の時に私が服を抱きしめて寝ていたから、私にとくれた宝物。
ぎゅっと服を抱きしめながら、泥の様に眠りに落ちてしまっので、その後お母さんに心配かけてしまったのが申し訳なかった。
(2021,3,14 飛原櫻)