【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第67章 Another:12
「親が居るのに……子供作ってるの、どんな気分だ?伊織……」
挿入を止めず、太腿を掴み上げて子宮(おく)まで挿入(いれ)る影山君は上機嫌だった。
そんな影山君を見ながら、背徳感と罪悪感と幸福感で涙が止まらない。
「ごめんなさ……お母さん……私……私……」
ぽろぽろと泣き出すと影山君が黙って抱きしめてくれた。それでも腰を動かす事は止める事はなく、私を犯し孕ませようと子宮に精子を流し込んでくる。
親が居ても、私はやっぱり影山君を選んでしまっていて、彼の子供が欲しくて精液を出されているのを拒否出来ない。
(妊娠してる……私本当に妊娠してるっ……)
本当ならば、八月の生理予定日は過ぎてしまっていた。
先月こなかったのは、生理不順が原因だと思う。生理予定日は確定ではないから、もう少し生理が来るかどうか様子は見なければいけない。
でも、もしかして……が頭に過ぎらない時がない程に、私の子宮は精子を入れ過ぎてしまった。
影山君は相変わらず貪欲に私を貪り、子宮内射精(なかだし)をする準備に入っている。
「お、母さん……居るのに……子宮(なか)に……射精(だ)しちゃ……」
「射精(で)るっ……伊織子宮内射精(なかだし)するぞっ」
パンパンと結合部が鳴り出して、上げられない声で赦しこう。
「やっぱり……駄目っ……飛雄様やめっ……お母さんいるっの……止めて止めて……子宮内射精(なかだし)だけは……」
「親の居る家で子宮内射精(なかだし)セックスで妊娠だっ伊織っ」
「駄目駄目っ」
逃げようとしたけれど、影山君の力から逃げ出せる訳がなく、お母さんが居るのに子宮内射精(なかだし)されてしまう。
「嫌っ……」
強く腰を掴まれ、結合部を擦り付けられていて影山君の精子が子宮に注がれている。
今のやり取りがお母さんに聞こえてしまっていないか気が気でない。お母さんは半身浴する時は音楽を流しているので、私達の声はかき消されていると思うけど、万が一部屋に来てしまったら、と思うと怖くて震えが止まらない。
これ以上はリスクが高くて駄目。
影山君を止めなければ、と手を伸ばした瞬間、私の手を掴んで自分の頬を触らせた彼の口から声が漏れた。
「……はぁ……っ伊織……」
心臓がドクンと跳ね上がった。
私と繋がって私に吐き出して、熱に浮かされた顔で私を呼ぶ。
