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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第66章 another:11.5


 震えながらゆっくりと陰茎を腟内へと挿入(いれ)ていく。
 挿入(いれ)られているのではなく挿入(いれ)ていると言う事実が、羞恥心を掻き立てる。
 挿入(はい)らないと言いたいのだけれど、身体は正直で簡単に根元まで全て挿入(はい)ってしまった。
 挿入(はい)っただけでイってしまう位の状況なのに、そんな私に影山君は動けと命令をしてくる。絶対に動けと言う時は私に潮吹きさせたいのだ。

「はぁっやぁっ」

 震えながら足に力を込めてゆっくりと膝立ちをしていく。
 その動きに合わせて腟内から陰茎が抜けていき、また腰を落として腟内へと挿入(はい)っていく。
 何度かその動きを繰り返すけれど、影山君の助けは入らず、一人で挿入行為を続けていく。

「あぁ……はっ……はっ……」

 弱い刺激でも挿入(はい)っている事には変わりなく、動く事に限界を迎えてしまい、膝の力が抜けて崩れ落ちる勢いでギリギリまで抜けていた陰茎を、根元まで勢いよく挿入(いれ)てしまった。

「アァァァッ !! 」

 勢いよくに腟内を進み、子宮口に亀頭がぶつかった。その刺激に従う様に一気に潮吹きしてしまう。

「ひやっ……アッ……」

 影山君にしがみつきながら、結合部が私が出した体液でびしょ濡れになる。
 潮を吹いたと言う事は私がイった事を意味する。
 イって震える私に影山君は満足気に押し倒して言う。

「イった伊織の顔、最高にエロい。淫乱で可愛い俺の伊織……愛してるぞ」

 そう言うと今度は影山君による挿入が始まる。行為に慣れている彼は私と違って簡単に入れては抜いて、抜いては入れてを繰り返し私を犯す。

「アッアッ……イっちゃ……」

 イったばかりで敏感になっているのに、影山君は激しく挿入をして私を絶頂へ有無言わせずに向かわせてくる。
 イきたくないと泣いて懇願すると逆効果で、余計に激しくしてくるので、頼めない。
 もう素直に絶頂して潮吹きする他はなく、二度目の潮吹きをして動けなくなった所を容赦なく子宮内射精(なかだし)をされまくってしまい、今日も妊娠しているかもしれないのに、まだ妊娠と隣合わせの子作りセックスをしてしまうのだった。
(2021,3,25 飛原櫻)
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