【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第65章 another:11
部屋に入り、帯を解き浴衣を脱ぎ、和装下着を全て脱ぎ全裸になっていく。月明かりだけの暗闇の中、布の擦れる音だけが静寂を破る。
そしてそのまままた浴衣を纏い、帯を締め直す。
和装下着がないと胸の膨らみが潰せず、和服としてだらしない見た目になってしまう。
帯の上に胸が乗ってしまっているのがよく分かる位に、私の胸は大きく育ち過ぎていた。
ベッドに腰掛け私の着替えを黙って見ていた影山君が両手を広げたので、そっと近寄って抱き寄せられた。
「やっぱり伊織の胸はこうじゃないとな」
「……大きくて変じゃない?」
私が尋ねると胸元をグイッと広げ、肩を出す姿にして影山君は言う。
「俺の伊織は何時でも最高だ」
そう言い切ると手を引っ張られ、ベッドに投げ倒される。ギシ、とベッドを軋ませながら影山君が私の上に跨がい舌なめずりしながら、浴衣をはだけさせていく。
胸も恥丘も出してしまい、帯が浴衣と言う名の布を押さえているだけだった。
「……えっろ」
膝を持ち上げられ、くちゅと陰茎が挿入(はい)ってくる。浴衣姿の影山君とセックスすると言うだけで、酷く濡れてしまう。
ゆっくりと奥まで挿入(はい)ってきて、私が逃げ出さない様にと手を繋ぎあって出し入れが始まる。
「アッアッ!」
ヌルヌルの私の腟内(なか)は挿入(はい)りやすいのか、根元まで簡単に挿入(はい)って抜いて挿入(はい)ってを繰り返している。
激しい挿入に喘いでいると、左手からカツカツとぶつかる音が聞こえてそっちを見た。
(指輪……当たって鳴ってる……)
挿入の動きに合わせて揺れるから、指輪と指輪がぶつかって音が鳴っている。
左手の薬指に在る私達の指輪が。
「伊織っ……今日は一段と濡れてるなっ……何にそんな興奮してるんだっ?」
止まらない挿入に喘ぎながら、必死に答えた。
「アッ……アッアッ……ゆか……た……」
「あぁ?浴衣?……田中さんが選んだやつだけどっ……似合うのかっ?」
挿入で影山君の浴衣がはだけだして、鎖骨と胸元が見える。引き締まった影山君の胸板が見えて、和服の為か酷く艶っぽい。
「んっ……かっこい……飛雄様凄く……素敵っ……」
「伊織もっ……普段と違う髪型してるしっ……滅茶苦茶綺麗だぞっ……」