【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第8章 第五話 ショヤ
腟内(なか)で大きくなられていくと自然とその場所に目をやってしまうらしい。繋がる結合部、いや俺の股間を池ヶ谷はただ見つめていた。
そう言えば上は脱いだが下は脱いでない。
衣類で隠れている俺の足を……いや、全裸の俺を見たら池ヶ谷は今度はどんな羞恥の表情をしてくれるのだろうか?
「ひゃうんっ!」
思い立つが否、繋がったまま膝を立てズボンを下ろす。繋がったまま上に上がったのだから重力で腟内(なか)からじゅるんと抜け出てしまい、池ヶ谷が声を上げて腰を落とした。
その間に俺はズボンとトランクスを脱ぎ捨て、膝立ちしたまま池ヶ谷を見下ろした。
今まで真正面から見た事なく、腟内(なか)でしか判断出来ていなかった昂ぶる生殖器になっているチンコを目で見てしまい、逸らす事も出来ずに真っ直ぐに見てくる。
池ヶ谷に見られているのだと思うと、どうしようもなく興奮して早漏れが止まらない。
「俺達裸だ。伊織は毛もないからマンコもクリトリスも性器は全部丸見えだな。人に見せない姿をお互いにだけ見せてるんだ。すげぇ興奮するな」
言いながら挿入(いれ)直す為に、縦筋にくちゅりと音を鳴らしながら宛がう。
「ひゃっ……そんな、大きいの……挿入(はい)らないよぉっ……!」
初めて見た勃起したチンコに池ヶ谷は震え言う。
もう亀頭をヒクつかせながら飲み込んでいると言うのに、何を言っているのだろう。
「さっきまで挿入(はい)ってたしもう三回もヤってるだろっ!」
ずぶりゅっと滑り込む水音を鳴らしながら、池ヶ谷はまた俺を根元まであっさりと飲み込む。
入らないと否定したモノがこうも苦労もなく、まるで入る事が当たり前であるかの様に身体の中へ吸い込まれていく様子を目視し、認識しまった所為なのだろう。池ヶ谷の反応がまるで違った。
「ひゃうぁ!おっきいっ!太いよぉ……腟内(なか)擦っちゃイヤァ !! 」
腰を浮かせ大声を上げる。
「あふっひぃっ!ゴリゴリおっきくて熱いのが動いてっ……膣壁(そこ)突いたら変になっちゃうぅっ!駄目っ!ゾクゾクっ……熱くて太くいのが動いてて膣(そこ)ムズムズするよぉ !! 」
ピストン運動に合わせ大声で恥ずかし気もなく、自分の状態をまるで実況の様に口走る。