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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第61章 another:7


「……伊織の事をそう言う目で見て良いのは俺だけなんだから、気を付けろよ、馬鹿野郎」
「……ごめんなさい、飛雄様」

 謝ると許してもらえたのか、今度はゆっくりめに動き出してくれた。

「駄目だよ……二回目始めたら、戻るの……遅くなっちゃう……」
「……良いんだよ、俺と一緒に居ろよ」

 影山君の言葉に背筋がゾクゾクして仕方ない。私だって一分でも長く影山君と居たいし、情事を優先したいのだから。

「俺から……離れる事は何が遭っても認めねぇ」

 ぬぷ、ぬちゃ、と結合部が繋がり合っている時にだけ聞こえる音を鳴らすのだから、セックスしている事から逃げられなくなってしまう。
 音の感じから挿入でおりものと精液が混ざり合ったのが出て来ているのも分かる。影山君に犯されたい私がそれを途中で止めたがる訳が無いのを影山君は分かっていて、挿入を止めてくれないのだ。

「んっ……アッ……奥……気持ちイ……」

 一回目は乱暴に、二回目は甘めに。両極端の行為は体力が着いていけない私の為にしてくれる影山君の気遣いでもある。乱暴に濡らされ、甘く子宮口(おく)を開かせる。
 逃げたくない行為に私が溺れたのを確認して、シャツとブラジャーも脱がされ靴下と靴だけの姿にされてしまった。
 挿入する動きを止めないまま、私の胸を揉んで独り言の様に影山君は呟く。


「……この胸は俺のモノだ……コイツは俺の女だ……髪の毛一本まで全て……伊織は俺のモノだ……犯して良いのも……孕ませて良いのも……全部全部……俺だけが赦されるんだ」


 言い終わるとそのまま、子宮内射精(なかだし)されてしまった。





「…………戻ろうよ?」
「もう少しだけ」
「……怪しまれちゃうよ?」
「それでもいい」

 抱き締めて離してくれない影山君に困ってしまっている。そもそも情事の直後であり、私はまだ裸のままで服を着る事を許されていない。
 膣口からは糸を引きながら射精(だ)された精液が滴り落ちて止まらない。
 それぞれ自由時間の様にバーベキューは行われているので、少し席を外しても大丈夫ではあるけど、二人同時に長時間となったら気付く人が出てもおかしくないのに。
 それなのに影山君は私を帰したくないと離してくれないのだ。
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