【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第8章 第五話 ショヤ
挿入(いれ)ていた指を抜くとすぐに自分自身を取り出し、入り口に宛がう。感触ですぐに何であるかを理解した池ヶ谷の表情が恐怖に震える。
「ぃ、やぁっ!」
「来い、伊織」
俺の上に立たせてグィッと腰を落とさせる。
ぬぷっと亀頭が挿入(はい)ると、その快感に膝の力が入らなくなったらしい。ガクッと膝を崩してしまえば自重に逆らえる訳がなく、俺の力ではなく池ヶ谷自身が俺を根元まで一気に飲み込んだ。
「はぅっ!」
上からではなく下から一瞬にして挿入(はい)った衝撃に激しく腰を反らし、倒れ込んできた。
びくびくと痙攣する身体と腟内(なか)の動きを見れば、池ヶ谷がイった事は明白である。ぶるぶると震える腰を撫でてみると、それだけでも激しく声を上げた。
「ひゃっ……ァ……」
「イった?」
尋ねならが腰を突き上げてみる。
「アぁン!」
イった直後は敏感になると言うのは本当みたいだ。軽く衝き上げるだけで。池ヶ谷は声を上げだらしなく涎も垂らし出した。
触ってもないのにこれ以上ない位に乳首は尖り立っているし、結合部から見えるクリトリスは、さっきの比にならない位に丸く膨れ上がって擦れている。
「あぅっはぁん……ィフッ!」
衝き上げる度にギュンギュンと腟内(なか)は締め付けていて、漏らしているのではないかと思う位に愛液が溢れ出て、ビチャグチャと水音が大音量で響き渡る。
「ひぁ……駄目っ頭がっ!」
「イけよ、伊織っ」
「ヤッ…………アァアアッ !!」
一段と高く声を上げ腰を反らし伊織はまたイった。イくのと同時にプシャァと汁を吹き出し、ぐたっと倒れ込む。
(潮吹き凄え)
俺の股間をびしょびしょに濡らされてしまったのだが、俺に犯され絶頂した事実に全てが許してしまえる。
イった筈なのにぎゅっぎゅっと痙攣しながら(ruby:腟内:ナカ)が締め付ける力は全く落ちない、落ちる所か強くなる一方だ。
絶頂イきして半分意識が飛んでいるらしい池ヶ谷を繋がったままベッドの方へと移動をする。
「ぁふっ…んゃあ」
歩く振動により(ruby:腟内:ナカ)を刺激されているのか小さく喘いでいる。繋がったままベッドに池ヶ谷を押し倒し、着ていたジャージと部活着を脱ぎ捨てた。
するとどう言う訳か耳まで赤くしながら、池ヶ谷が俺を見つめていた。
「伊織?」
「やっ」