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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第8章 第五話 ショヤ


 縋る視線を送ってくる池ヶ谷をぎゅっと抱きしめて頭を撫でる。
 矛盾した行動行為を繰り返す俺に、池ヶ谷はどうすればいいのか分からないらしくされるがまま、だ。
 膝の上に座らせくすぐる様に髪を弄ぶと、恥ずかしそうに目を瞑っていた。すり寄る様に俺にくっつくから片胸が柔らかく形を崩し谷間が出来ていた。
 柔らかな肉によって作られた谷間に人差し指を入れてみる。

「あっ」

 谷間に指を入れられるなんて初体験だったのだろう。ビクッと身体を震わせ、されるがままに俺の手を見つめている。
 谷間は柔らかくて暖かった。包まれているのではなく挟まれていると言う感覚はまた性的に気持ちいい。
 谷間の指の出し入れを開始すると、即座に池ヶ谷が耳まで真っ赤にしながらそれをただ見つめていた。

「気持ちいいか?」

 尋ねてみると首を横に振られた。

「恥ずかしいのか?」

 出し入れするスピードを上げながら尋ねてみれば必死の様子で頷かれる。そうか恥ずかしいのか、と思いながら空いている手で乳房を下からぐぃっと持ち上げて、上と下両方から柔らかさを堪能してみる。
 ゆさゆさと揺らされている自分の胸を見る事しか出来ずにいる羞恥に赤らめる表情がイイ。
 膝の上に乗せている事で分かる事をそっと耳打ちする。

「俺のズボン、んな濡らすなよ」
「……っ !! 」

 トロトロと溢れ出る愛液を受け止めてくれる下着を身に付けていないのだから、全部俺の太腿が受け止めていた。
 池ヶ谷が感じれば感じる程流れ出て、気が付いた時には小さなお漏らしの様な濡れ滲みが出来上がっていた。

「ごめんなさっ」
「何で謝んの?」
「だって汚……ッア!」

 つぷ、とだらしなく愛液を垂らす膣に中指を挿入(いれ)てみた。熱い腟内(なか)は俺の指を簡単に飲み込んでヒク付く。
 指なんて入れても気持ちよくないだろうと思っていたけど、実際は違った。
 まるで指全てが性感帯にでもなったかの様な、気持ちよさに無意識に指が動き出す。

「……ァ……ハッ!」

 指の動きに合わせて喘ぎ出した。俺の指を止めようと力の入らない手で手首を掴まれたが、構わずに続けて反応を楽しむ。甘い声を漏らし快感に涙を流す姿に俺自身が大きくなっていく。
 腟内(そこ)に入りたい、犯したいと本能が疼き暴れる。
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