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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第58章 another:4


「…………」

 やっぱり自分で自分の身体に触っても別に気持ち良くない。影山君だから気持ちが良いのだ。
 影山君に触られている時の事を思い出したら、すぐに膣が熱くなり、膣口からおりものが出てきて、やっぱり私の身体は影山君じゃなければ駄目だと改めて思った。
 自分の身体を他人の身体の様に見ていた所、ある事に気が付いてしまう。
 そっと胸に触れてみる。影山君に付けられまくったキスマークが散らばる胸だけれど、それに問題はない。問題は……。


「あれ……私の胸、こんなに大きかった、かな……?」


 なんだか、前と形が違う気がする。下着は影山君に荷物と一緒に隠されてしまったので、サイズの確認が出来ない。
 でもなんだか、見た目が違う気がしてきた。張っていると言うかなんと言うか……。

「セックスしてるから……?それとも影山君が毎日揉んでるから……?」

 たった数日だけれど、影山君は私の胸を凄く揉んでいる。乳首への刺激も凄いし、何よりもレイプに近く犯されていると言うのに、回数を重ねる毎に影山君とセックスをしている、と言う状況に幸福感すら感じてしまっている。
 胸の成長には女性ホルモンが関係していると聞いていて、好きな相手にされる事でホルモンが出るらしい。
 ならば、私の今の状況は胸を育てる条件下にぴったり当てはまっている。
 だから、バストアップしているのかもしれない。

(胸……まだ成長してるって知ったら影山君、悦んでくれるかな……)

 これ以上大きくなって欲しくないとずっと思っていた筈だったのに、影山君の為に大きくなりたくて仕方ない。
 そっと両胸を持ってみて大きくなったと確信してきた。


(影山君……私の胸、大きくなったの早く気が付いて欲しいな……)


 大きくなったらまた影山君が私の胸を褒めて触ってくれる。それを考えただけで下腹部が熱くなってきた。
 クローゼットの中に戻り、扉を閉め再び影山君の服を抱き締めて、帰宅を心待ちしながら目を閉じた。
 早く逢いたい。抱きしめて名前を呼んで欲しい。無理矢理犯して、子作りすると獣の様に求めて欲しい。
 情事中の影山君の事を思い出し、陰部がぐしょぐしょに濡れていくのを確認しながら、再び眠りへと堕ちていった。


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