【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第58章 another:4
「出来るだけ早く帰る様にはする。自主練もあるからギリギリまで部活やってくるけど、終わったら速攻帰る」
夏風邪を引いた、と嘘を付いている私と違い、影山君は部活に行かなければならない。
その間、私は一人で留守番。影山君に監禁されてから四日目になるけれど、影山君以外がこの部屋に入ってきたら、と思うと怖くて行かないで欲しいとジャージの裾を掴んでしまった。
全裸でいる事には慣れたので恥ずかしくない。でもそれはあくまでも影山君の前で、の話であり影山君以外には恥ずかしくて見られたくない。
珍しく我儘を言ってしまっている私に、影山君は優しく頬を撫でながら部屋の中を見回し、ベッドの足に繋いでいる鎖を解いて私をクローゼットへと連れていった。
「俺の部屋のクローゼット広いから、今日は此処に居ろ。エアコンはちゃんとかけておくし、トイレ行きたくなったら何時もの様にベランダに水入れたバケツ置いてあるからベランダでして流せ」
話しながらクローゼットのハンガーパイプに鎖を付けてしまう。
不安気な表情でいる私にキスをして、影山君は行ってしまった。
「…………寂しいよ……」
ぽつりと言葉が口から漏れてしまった。
烏野高校排球部の部活動時間は長い。皆春高予選の為に頑張っていて、東京遠征も控えていて気合いが入っている。
それにそれぞれがスキルアップの為に新しい事に取り込み始めていて、勿論それは知っているし分かっている。
でも、影山君に性行為を教えられ、日に日に彼へ積もっていく気持ちが片時も離れたくないと我儘を言うのだ。
バレーをするその大きくて長い指で私の胸を、恥丘を触って欲しい。有無言わせずにその手で私の足を開かせて、陰茎を腟内(なか)に挿入(いれ)て欲しい。
熱の篭った獣の目で私を見ながら子宮(おく)まで犯して欲しい。
「ンッ……」
出掛ける前に子宮内射精(なかだし)を三回されたので、膣口からトロトロと流れ始めてきた。
「影山君の……」
流れ出るモノを指で掬い上げて確認するが、やっぱり私の体液ではなくて影山君の体液。
濃い色をしていて中に精子がたっぷり入っているのかと思うと、ゾクゾクが止まらない。
「どうしよう……こんなに濃いの毎日いっぱい子宮に射精(だ)されちゃって……嘘じゃなくて本当に赤ちゃん出来ちゃうよ……」