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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第57章 Another:3.5


 女として生まれた事も、影山君に犯されるまで好きな人が出来た事も無かったのも全部全て。


 私は影山飛雄の為だけに存在していたのだ。


 影山君の為に自分が生まれたのだとぽーっと考えて、口を開く。

「妊娠……私は飛雄様の赤ちゃんを妊娠する……」
「そうだ、伊織は俺の子供を孕む為に生まれたんだ。その役目を果たす時が来たんだ」
「しなきゃ……私、飛雄様の赤ちゃん妊娠しなきゃ……」
「じゃあ子宮にもっと精子入れような」
「んっ………入れて……飛雄様の精子、私の子宮に入れて……妊娠させて……飛雄様の赤ちゃんお腹に欲しいの……」
「もう子宮、精子いっぱい入ってるから……孕む時間だ伊織」

 影山君の狂った洗脳発言に対して、恐怖は微塵もなかった。
 だってそれが正しい事なのだから。

「妊娠……する……私は妊娠する為にいるの……嬉しい……飛雄様の赤ちゃん妊娠出来るの嬉しい……」

 狂った思考回路の中、うわ言の様に私は妊娠すると呟き続けていた。
 影山君の満足そうな顔を見ながら。
(2021,3,24 飛原櫻)
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