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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第57章 Another:3.5


 妊娠したら私は貴方のモノになるのだから、貴方も私のモノになって。

(妊娠……しちゃ駄目……でも欲しい……影山君の子供が欲しい)

 もう身体に精を出されたのだから、私は妊娠してしまうのだろう。
 だって今も私の膣口から精液が流れ出ているのだから。

「伊織……孕め……俺の子供を孕め」
「駄目っ……駄目駄目っ……妊娠は駄目だよぉ……」

 それでもまだ理性が残っているのか否定の言葉が出る。
 耳元で囁きかけられ、必死に首を振ると影山君の指が膣口に触れたと思ったら挿入(はい)ってきた。

「アッ!」
「精子、腟内に戻さないとな」

 流れ出ていた精液を腟内に戻されてしまい、動けない私は足の指を動かす事しか出来なかった。
 その間影山君の指は流れ出たモノを腟内へ戻していく。

「駄目っ……精子戻しちゃ駄目っ……赤ちゃん出来ちゃうっ」
「子供作る為に戻すんだよ」

 そう告げ、影山君の指がくちゅくちゅと音を立てながら、精液を腟の奥へ奥へと押し込んでいく。
 膣の奥にあるのは子宮なので、そんな所に精液が入ったら妊娠してしまうと涙が流れた。

「いやぁ……子宮に精子入れないでぇ……本当に妊娠しちゃうのぉ……」

 私の言葉に影山君は獣の目をしながら舌なめずりをして、指を抜きかけては奥まで精液を押し込んで言う。

「もっと鳴け……もっとその鳴き声俺に聞かせろ……。ほら、どんどん子宮に精子入ってくぞ」
「やぁあ……入れないで……赦して飛雄様ぁ……」

 子宮に精液を入れるなんて大人になるまで無いと思っていたので、理性が嫌がる。
 そんな嫌がる姿が影山君が見たい私の姿だから、彼は止めてくれない。
 そのまま何度も執拗に私に妊娠しろと命令をしてくる。
 その声に思考が麻痺してくる。
 私は妊娠しちゃ駄目じゃなくて、妊娠しなくては駄目なんだと……。


(妊娠……妊娠しなくちゃ……そうだよ……私は影山君の子供を妊娠する為に生まれてきたんだ……)


 影山君の言葉を聞き続け、私の存在意義を初めて理解する。
 そうだ、私は影山君に出会う為に烏野高校に入学をした。
 影山君の傍に近寄れる様にバレー部にマネージャーとして入部した。
 影山君の子供を妊娠する為に、あの日部屋へ招かれて自ら望んで入っていたのだ。
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