【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第8章 第五話 ショヤ
「……これ…………は?」
「首輪。南京錠って付けにくいな」
怯える池ヶ谷の首にカチャカチャと音を鳴らしながら、首輪と取れない様に鍵を付ける。ガキの頃に犬を飼いたいとでかい首輪を買ったのだが、まさか使う日が来るとは思わなかった。
カチ、と音を鳴らして止まった南京錠を何度か引っ張り外れないか確認する。
外れない事を確認すると満足気に池ヶ谷を見た。一糸纏わぬ姿に鍵の付いた首輪だけの姿。
耳まで赤くし涙を溜めた瞳で俺を見つめている。
「鎖……んな物合ったか……」
後は鎖で繋げば完成なのだが、流石に犬用の鎖なんて買った事ないので明日買いに行かなきゃ、と考えていると震える声が聞こえた。
「か……かげや……」
ギロ、と睨みつけるとぷるぷると震えながら訂正される。
「と、飛雄様……」
「伊織、何?」
するりと頬を撫でてやりながら次の言葉を待つ。羞恥に震える池ヶ谷の表情は酷くそそる。
「あの……服、は…………」
「服?んなのないに決まってるだろう?」
俺の言葉に池ヶ谷は真っ青な顔へと代わる。
「だってそうだろ?」
ぐぃっと身体を隠している両腕を掴みあげてやる。振動で揺れる乳房と陰毛のない股が俺の目に映る。
胸元には大量のキスマークが赤い華として白い肌に咲き誇り、赤ん坊の様につるつるの股が仄かに赤みを帯びている。
俺が作り上げた池ヶ谷の姿は綺麗だ。
「服着たら見えなくなって邪魔だろう?」
ぐっと膝立ちをさせれば、愛液と精液が混ざった液体がツゥーと糸を引きながら滴り落ち、もっと顔を赤くさせる表情に背筋がゾクッとした。
俺だけに見せている池ヶ谷の女の顔は、艶っぽくてエロい。俺に全裸を見られるのがまだ恥ずかしいみたいで、潤んだ瞳と荒くなっていく呼吸。小刻みに震える姿が何よりも可愛い。
「伊織。俺だけの伊織」
胸元に顔をうずめ胸いっぱいに匂いを嗅ぐ。前々から良い匂いがすると思っていたので、しっかりと嗅ぐとふわっと甘い香りがした。
普段使っている石鹸か何かだろうかと、考えながら逃げない様に腰を抱きしめる。
乳房特有の柔らかさは何度体験しても飽きがこない。池ヶ谷のモノだと思うと、心地良さと同時に興奮もしてしまう。
「とびっ……お様っ」
どうすればいいのか、どうしたらいいのか、分からなくなっているのだろう。