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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第56章 another:3


 もっと言って。私を好きと言って。


 どれだけ酷い事をされても、レイプされ続けても、無理矢理孕まされたとしても、それでも嫌いになんてなれない。


 私は影山飛雄の事が好きだから。
 犯されれば犯される程、射精(だ)されれば射精(だ)される程、影山飛雄の事を好きになってしまう。

(私……変態だったのかな……セックスすればする程影山君の事、好きになっちゃうなんて……)

 今はただ全裸にされているだけじゃなく、首輪に鎖を付けられて部屋から出る事も出来なくなって監禁されている。
 影山君の恐怖に近い独占欲すら愛情だと錯覚してしまう程に、私はおかしくなってしまった。
 自分が影山君のモノにでもなった気分。
 彼の本心が私の事を性欲処理の性奴隷だと思っていたとしても、私は影山飛雄を好きでいる。

(また好きって言ったら好きって返してくれるかな……)

 もじもじと身体を動かしていると、影山君の身体が動き、私の身体の位置を上に上げ、自分は下へと移動する。
 影山君の顔の位置に私の胸が来るとかぱっと口を開き、私の胸にかぷりと食い付いた。

「んッ……」

 暫くの間、私の胸を影山君が甘噛みしている。胸の柔らかさを確認するかの様に背中に手をがっしり回して、逃げられない様に固定している様だった。
 影山君は本当に私の胸が好きで仕方ないのか、常に触ったりこうやって噛んだりしゃぶりついたりしてくる。
 母乳が出ない乳首を吸われるとやっぱり恥ずかしいけれど、影山君が満足するまで吸っていて欲しい。
 噛むだけではやっぱり満足しなかったみたいで、乳首に舌が触れたと思うのと同時にちゅーちゅーと吸われてしまった。

「あンっ……」

 乳首への刺激についつい声が出るとチラッと影山君が見てくる。そして私の顔を確認すると強めに吸い出すのだ。

「アッ……ヤッ……」

 刺激の強さに漏れ出す声が大きくなってしまう。
 影山君は私が乳首に弱い事を分かっていて、ワザと刺激を与えてくる。声を聞きたいのか虐めたいのか分からないけど、私が嫌がれば嫌がる程興奮するらしい。


 私の性癖も影山君の性癖もどちらも変態だ。


 でも犯したい人と犯されたい人だから、相性は良いと思う。

(影山君以外は絶対に嫌だけど……影山君には何されても……嫌じゃ……ない)

 きっともう私は影山飛雄の全てが好き。
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