【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第55章 another:2
快楽に必死に耐えている間も影山君の手が私の身体を触る事は止めず、少し身体を離される形で抱き留められたと思うと胸を掴まれた。
影山君の手が私の胸を揉んでいる。情事中もずっと影山君は私の胸を褒めてくれていた。
やっぱり影山君も大きな胸の方が好きだったみたいで、彼が好きだと言うのならば、この大きく育ってしまっている胸を持っていて良かったと思ってしまった。
(どうしよう私……)
影山君に揉まれる胸を見ながら、彼に好かれたいと思っている事に気が付く。
知り合いで合っても、彼は私にレイプしてきた性犯罪者。合意なく中出しをして妊娠させようとしてくる相手の筈なのに、嫌いになる所かその逆になってしまっている。
(もっと……影山君の好きにして欲しい……)
頭がボーッとしてきてそんな風に思っていると、太腿に硬い何かがあたっていた。
何時の間にか影山君自身が勃っていたみたい。
(私の胸揉んで……影山君が勃ってる……)
嬉しい。私の身体で影山君が興奮してくれている。揉んでいるだけで性的興奮をして勃起してくれている。
もっと……もっと私の身体で気持ち良くなって欲しいと願ってしまう。
私の初めてを全部影山君に捧げるから、影山君の初めてを私にして欲しい。
(影山君……こう言う事するの……初めてじゃないのかな……私以外の誰かとしてたら……嫌……)
慣れた手付きで影山君は私の事を犯した。
今も同じ慣れた様子で胸を揉んでいた手がするすると下半身に降りていくのを見ながら、居るかも分からない相手に嫉妬してしまっていた。
私は影山君が全部初めてなのに。
胸を吸われた事も、陰毛を剃られてしまった事も、女の穴に入られてしまった事も。
つぷ
「ぃあっ!」
影山君の長い指が私の腟内(なか)に侵入してきた。指は私の腟内(なか)を調べるように膣壁を触っている。
指が入るのも腟内(なか)を調べられるのも影山君が初めて。
迷いなく動いている影山君だけど、私相手が初めてあって欲しいと切実に願う。
(初めて……影山君も、初めて……だから……こんなに調べてるの……)
犯されている筈なのに、犯されていると自覚出来ない。
自ら望んで身体を差し出していると思いそうになる。