【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第45章 第四十二話 オレノオンナ
俺が首筋にキスマークをわざと付ける時は、同じ様に俺に付けろと言うサインなので、池ヶ谷もすぐに俺の首筋に吸い付いて華を咲かせてくれた。
トロンと惚けた表情のまま、珍しく一つじゃ満足しなかったのか、二つ目の所有印を池ヶ谷が付けてきたのだ。
チュッチュッとキスマークにならないキスを俺の胸元にしてくるので、腰から抱き寄せ俺は薄く残るキスマークを元の色に戻る様にと胸元に返してやった。
乳房中をキスマークだらけにしていて、見つからない様に着替えるのも大変だろう。
紅く華を散らしている胸元を恥ずかしそうに、でも嬉しそう見ている。
「可愛い」
再び抱き寄せて、瞼にキスしてやる。可愛くて綺麗で厭らしい俺の女。
一糸纏わぬ姿で抱き締められている池ヶ谷を、これ以上ない位に愛でてやる。池ヶ谷の身体で分からない事はない位に知り尽くした。
何処を触られたら気持ちイイのか、何をされると女になるのか、総てを把握して支配している高揚感に満足しかない。
「可愛い可愛い俺の伊織。早く此処で俺の子供育ててくれな」
スルスルと子宮の位置を撫で回して、妊娠しろと願掛けする。池ヶ谷が妊娠した事を考えるだけで、何でも頑張れる気しかしない。
「ふぅ…………赤ちゃん……」
撫でてくる俺の手に添えてくるので、池ヶ谷自身の手でお腹を撫でさせてやる。撫でられる感覚も気持ちいいらしく、俺に身体を預けたまま大人しく目を閉じている。
屋外だろうが室内だろうが、何処であっても性行為する事に慣れてきた池ヶ谷は俺に従順で、何時でも脚を開いて女の中に男を招き入れる。
合意であろうが無理矢理であろうが、俺を受け入れる身体に完全に育ちきった。