【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第45章 第四十二話 オレノオンナ
時間の流れは早く、もう八月下旬に入っていた。俺と池ヶ谷がそう言う関係になってから、一ヶ月ちょっとが経った。
濃すぎる一ヶ月ちょっとであると改めて思いながら、ベッドに寝ている池ヶ谷の事を見た。
久しぶりに俺の部屋でたっぷり犯し、五回も子宮内射精(なかだし)され、激しくシたのでイキ過ぎ、気を失ってしまったのだ。
少女から女に成った池ヶ谷の姿は今日も綺麗で、時々初めての時みたいに監禁したくなる。
俺以外に池ヶ谷の姿を見せたくない、俺だけが見て愛でていたい。あられも無い女の姿も、それを隠す少女の姿も。
抱き上げて、俺の腕の中に閉じ込める。滑らかな肌も豊満な乳房も、精液を吐き出している膣も全部全部俺だけのモノだ。
頬擦りしていると気が付いたらしく、池ヶ谷の声がした。
「…………飛雄様?」
声に頬擦りを止め、黙って見つめると両頬を触れながら池ヶ谷は言う。
「飛雄様、好き」
「…………俺もだよ、伊織」
「好き好き、飛雄様大好き」
「俺も伊織の事が好きだ」
「………飛雄様」
「どうした?」
呼ぶので尋ねるとチュッとキスをして俺の胸の中に顔を埋め、言われる。
「……愛してる」
俺に甘え抱き着くのだから、強く抱き締めて言い返してやった。
「俺も愛してるに決まってるだろう。愛してなきゃ抱いたりしない、子供なんか作らない」
「………………うん」
ギュッと背中に手を回され、池ヶ谷は俺に抱き着いて離れようとしない。今日の伊織は甘えん坊で、抱き着いていたいらしい。
もうじき夏休みも終わり学校が始まるし、春高本戦も始まるからだろうか。
特に春高本戦が始まったら忙しくて、こんな風に身体を重ね合う時間はグンと減ってしまうだろう。
「伊織」
呼ばれて顔を上げた池ヶ谷に深く口付ける。舌を絡め取り、口内を隅々まで犯していく。
深いキスに答える池ヶ谷の舌は、俺の舌に絡み付いて離れたがらない。
何度も何度も角度を変えて口付けてやると、池ヶ谷は本当に嬉しそうに頬を紅潮させて、目を閉じている。
「……はぁ」
唇を離し絡む舌を離すと互いの唾液が混ざったモノが糸を引いていた。
恍惚な表情をしているので、チュッと首筋を吸ってキスマークをまた一つ咲かせてやる。