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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第6章 第三話 ソウシツ


 結合部からは漏らしてしまっているのではないかと言う位に、愛液が溢れ出してピストン運動の所為で粟立ち、グチュグチャと音を立て続ける。
 池ヶ谷が喘げば喘ぐ程、ピストン運動の動きは滑らかになっていき、腟内(なか)が激しく俺を締め付け刺激してくる。
 この狂って止まる事が出来なくなってしまう感覚を、まだ堪能していたいのだが…………もう、限界だった。

「…………くっ」
「ひァ………………えっ?」
「もう……イくっ……」

 俺の言葉に快楽に溺れかけていた池ヶ谷は正気に戻ったらしく、再び俺に言ってきた。

「いやっ……抜いってっ…………」
「腟内(なか)に出すっ」

 どんどん激しく打ち付けていくピストン運動と、俺の言葉に池ヶ谷は叫ぶ。

「腟内(なか)は駄目ぇ!膣外(そと)に出してぇっ !! 妊娠いやぁ !! 」

 暴れ泣く池ヶ谷の言葉を無視し、逃がさないと腰を掴み根元まで押し込んで俺は腟内(なか)で射精をした。
 最後の一滴まで全てを注ぎ込み、抜いて泣きじゃくる池ヶ谷の事をじっと見つめた。
 愛液の中に混じるうっすらとした赤色と、俺自身を抜き出した時に一緒に出たのか膣の出入り口から精子が流れ落ちていた。


 それを見て俺は女を得て、池ヶ谷は純潔を失ったのだと理解した。池ヶ谷の乙女を俺で穢し、奪ってしまった。池ヶ谷の処女は俺が無理矢理奪い取ったのだと高揚感に浸りながら。
(2016,3,17 飛原櫻)
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