【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第44章 第四十一話 カンキョウヘンイ
池ヶ谷の此処は女の良い匂いがして、本当に美味しそうだ。
膣口に舌を伸ばし、流れている愛液ごとぺろっと舐めた。
「ひゃあぁ!」
秘部を舐められ、池ヶ谷は腰を逸らす。ひと舐めの快感だが、基本的に挿入(いれ)てばかりいてその快感ばかりしか知らないので、口からの愛撫には慣れていない。
しつこい位に縦筋を舐め、溢れ出る愛液を啜ってやれば池ヶ谷の声は一段と大きくなる。
「ひゃっ………あっ!やっ!ンンっ!」
「気持ちイイか……伊織?」
舐めながら尋ねると、涙いっぱいの目でコクコク頷く。
秘部への口愛撫は精子がなければ出来ないので、池ヶ谷が妊娠した後はメインでやる予定だ。
池ヶ谷本人も気持ちイイと認めているのだから、拒否しないだろう。
ジュルッと吸って膣口をヒクつかせるとジャージとトランクスをずらし、反り勃つ俺を取り出した。
固く勃つ肉棒を見せ付けられ、池ヶ谷は挿入(いれ)られるのかと、悦に浸る表情で眺めてきたので言ってやった。
「口で」
「……く……ち……」
ふるふる震えながら前屈みになりかけたので、肩を掴み行動を制限させて、階段から踊り場に移動して仰向けに倒れ池ヶ谷に言う。
「俺の方に縦筋」
どう言う体勢なのかすぐに分かってくれたらしく、耳までぼんと赤くしたが、すぐに四つん這いの体制でそろりと俺の上に跨った。
目前に池ヶ谷の縦筋が見えるのを確認し、身体を落とさせ、互いの恥部が目前にくる。
「それで咥えるんだぞ」
その一言に膣口からトロリと愛液を出し、そっと俺を手で包み込み恐る恐ると言った様子で亀頭をちろりと舐めた。
舐められている事実だけで興奮して早漏れの汁が出てくると、チュッチュッと池ヶ谷が汁を吸い取る。
不器用なフェラが始まったのを確認出来たら、再び愛液を出す縦筋に舌を這わせた。
フェラに集中している池ヶ谷は、再び来た愛撫に肉棒を舐めるのを止め、声を上げる。
「ひゃぅん!」
ぴちゃぴちゃとわざとらしく音を立てて舐めてやる。俺を口に含もうにも、縦筋への刺激で上手く出来ずにいるのだ。
舐められる度に甘い声を上げ、肉棒を持つ手が小刻みに震えている。
それでも手を離さないだけ、まだ偉いと褒めてやれる。
でも褒めてやるよりも、羞恥心に襲わせて嫌がる姿を俺は見たいから。