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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第41章 第三十八話 ボタイツクリ


 身体の相性は抜群だと俺は思っているので、細胞の相性も抜群であって欲しい。

「……」

 俺の精子で妊娠して腹を膨らませている池ヶ谷の姿を、イメージトレーニングする。
 優しく膨らんだ腹を撫でている池ヶ谷の姿は、可愛くて綺麗だ。
 完璧な姿を想像出来、俺は満足気に池ヶ谷を抱き上げて身体中にキスしていく。
 所有印である華を身体中に咲かせ、白い肌に色付ける。胸元と陰部近くには入念に咲かせて。
 服で隠せない首に一段と赤い華を咲かせ、池ヶ谷は俺のモノだと知らしめる。
 手を取り指先にも唇を落とす。何度も優しく落とし続けていると、池ヶ谷が気が付いたらしく弱々しく目を開いた。

「おはよう、伊織」

 チュッと手の甲にもキスをしてやると、池ヶ谷は真っ赤な顔で俺を見上げ、消え入りそうな声で言うのだ。

「…………した、い」

 上手く聞き取れず、額をコツンとぶつけて尋ねる。

「何が……したいんだ?」

 視線を逸らせない程の至近距離で見つめ合い、耳まで染めて池ヶ谷は答えた。

「……き、す……」
「キスするだけでいいのか?」

 俺の問い掛けに池ヶ谷は陰部に手を伸ばし、クチュと縦筋から粘着音を出しながら膣口を広げた。
 勃起して反り勃っている肉棒を膣口に宛てがい、くにゅりと膣口(いりぐち)を亀頭で広げながら迎え挿入(いれ)ていく。

「………アァ……つな……がったまま……キス……して……」

 求める池ヶ谷の頬を撫でながら、意地悪そうに俺は言ってやる。

「繋がりたいなら、伊織が自分で俺を根元まで挿入(いれ)ろ。そうしたらご褒美にいっぱいキスしてやる」

 命令に池ヶ谷は震えながら腰を落としていく。ゆっくりと肉棒は膣壁を拡げながら挿入(はい)って、肉棒の大きさに広がった膣口はズリュと音をたてながら飲み込んでいく。
 自分で挿入(いれ)ていく快楽に、池ヶ谷の喉から喘ぎ声は止まらず出て、その姿に肉棒が大きくなる。

「アッ……腟内(なか)っ、で……大きくなっ、てる…………」
「……自分で……俺を挿入(いれ)て、る……伊織見て、興奮……しない訳ない、だろ……?」
「駄目駄目っ……自分で飛雄様挿入(いれ)て、る……の恥ずかしっ……」

 ヒクヒクと膣を痙攣させながら、やっとの思いで池ヶ谷は俺を根元まで全て飲み込んだ。
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