【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第39章 第三十六話 チタイヲソトデ
慌ててスカートを抑えると、キャミソールから乳輪までしっかりと透けた乳首が晒される。
乳房とスカートの前を隠せば、スカートの後ろが風で捲り上がり、スカートの前後を抑えると透け乳首丸出しのイタチごっこに。
どちらを隠せばいいのか分からずに池ヶ谷は慌てふためく。夏の暑さと混乱から池ヶ谷の汗の量は増えていき、首元から重力に従い乳房へ落ちていき、それによって白いキャミソールは乳首の色をどんどん透けさせていく。
焦れば焦る程汗が出て、乳首が透けてしまう事に混乱する池ヶ谷の姿に興奮しながら近付き、スルッと右側の紐パンの紐を解いてやる。
「ひゃっ!」
すっかり紐パンである事を忘れていたらしく、片方を解かれてしまい、今にもパンツが落ちそうになって池ヶ谷はますます慌てふためいて、スカートごとパンツを押さえた。
「乳輪良い色」
「 !! 」
俺の言葉に反射的に乳房を隠してしまい、そのまま紐パンは押さえを失い地面へと落ちた。
「やっ……!」
紐パンが落ちた事に慌てていると、階段下から強めの風が吹き、ブワッとスカートが捲りあがった。
ノーパンかつ、パイパンが丸出しになり、池ヶ谷は透け乳首よりもスカートを優先する事にしたらしい。
その間も羞恥心と夏の暑さで汗が流れ、白いキャミソールをどんどん濡らして透けさせていく。
屋外での裸に近い姿に、池ヶ谷は涙目になって震えている。
「と、飛雄さまっ……!」
早く部屋に帰りたい、と訴える姿に残虐心が掻き立てられる。
二ィっと笑いながら池ヶ谷のいる場所から先に階段を降りて行き、手を差し出しながら伝えてやった。
「早く帰りたかったら降りて来るんだ。ただ……」
「た……ただ……?」
聞き返してきた池ヶ谷にハッキリと告げた。
「部屋に着くまで乳首隠しもスカート押さえも禁止だ。スカートの中が見える度にお仕置、だな」
「そ、そんなの……」
「出来ないなんて言わせないからな。あ、後証拠として携帯で撮録画してやるから、回数は誤魔化せないから」
携帯を取り出し、録画を始める。俺に逆らえない池ヶ谷は覚悟を決めたのか、ゆっくりと降り始めた。
最上段と最下段。この差で既にスカートの中が少し見えてしまっている事を、池ヶ谷は知らずにいる。