【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第36章 第三十三話 ヨビダシ
俺が動く所為でぱたぱたと結合部から精液が垂れ落ち、綺麗にした廊下を元の汚れた状態に戻して池ヶ谷が駄目だと何度も言うので止められずにいた。
「駄目っ…………飛雄様動いちゃ駄目ェ……」
「嫌だね。伊織の嫌がる姿が好きだって何度も言ってるだろう?」
じゅくじゅくと中身を掻き落としてやると池ヶ谷の喘ぎ声が大きくなっていく。
「イっちゃう……もう駄目イっちゃうぅぅぅ !! 」
びくっと俺を締め付けると池ヶ谷は派手に潮を吹いて、廊下を自分の液体でびしょびしょに汚してしまった。
イった反動で激しく痙攣する膣内(なか)を堪能しながらも抜いて風呂場へと移動して、今度は風呂場で激しくセックスをした。
欲に溺れ身体を重ねれば重ねる程、もっと互いが欲しくなって止まらない。次から次へと溢れる性欲が意識を支配していき身体を突き動かす。
何度イっても出されても心が満足せずに次を求めていた。
「ひゃ……ぁ……とびぉ……ま……」
「いお……伊織……」
池ヶ谷のベッドの上でぎしぎし音を軋ませながら、バックから貫く。ヤり過ぎで限界を迎えていて、池ヶ谷は何度か意識を飛ばしそうになりながら必死に耐えている。
じゅるじゅると音を鳴らす結合部の感触にぶるぶると震えていた。
「伊織……後一回……一回だけ射精(だ)させろ……」
「……ふ……ぁ……いい、よ……子宮(なか)、にたっぷり……いいよ……」
おぼろげな意識の中でも子宮に出して良いと笑顔で言うのだから遠慮を知らない俺は、しっかりと子宮内射精(なかだし)をした。
やっと解放された池ヶ谷は、ベッドの上で精液を垂れ流しながら呼吸を整えようと酸素を必死に肺に取り込んでいた。
その姿を横目に携帯を取り出し、親に電話をして、いない事を上手く誤魔化した。
電話を終わらせると池ヶ谷を抱き上げ、胸元に沢山の所有印を付けていると駄目だと制止された。
「今日は駄目だよっ……今から出掛けるのにっ……」
「いいじゃん、知らない相手なんだし私服なら歳もわかんねーだろ」
「でもっ……」
「伊織は俺のモノだって誰かに見せ付けてやりたいんだよ」
胸元に華を咲かせ、最後に首元に一つ、簡単には消えないキスマークを付けてやった。その紅い印が俺も欲しくなり、グィと首元に顔を押し付けて言う。
「俺のココにも同じの付けろ」