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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第35章 第三十二話 キロ


 ガタガタと揺れる車内に揺らされながら、バスは宮城へと戻っていた。席順でまた西谷さん達が騒いだので、行きと同じにしろと澤村さんの一言で俺の隣はまた池ヶ谷になれた。
 疲れで皆眠る車内は静かで俺も今目を覚ましたばかりだった。
 俺に寄りかかって寝ている池ヶ谷は相変わらず無防備だ。まるで何時でも手を出していいと身体を差し出しているみたいに見えた。
 腰に手を回して行きと同じ様にズボンと下着の中に手を入れる。
 行きと違い陰毛は剃り落としているのでぷにぷにと柔らかい股肉があり、それを揉んで堪能した。
 陰毛がないのですぐに触れるクリトリスを指先で転がし、勃ってきたらキュッとキツくつまんでやる。

「んっ…………」

 ピクッと喘ぎ声を漏らされたので、周りに気付かれない様に口の中にハンカチを詰めて塞いでしまう。
 池ヶ谷が声を出せないのを確認してくぷりと縦筋を広げて中指を挿入(いれ)て膣壁を擦ってやる。
 眠ったまま襲ってくる快楽に池ヶ谷の身体がぴくぴくと痙攣をしてきたので指の動きを早くしていき、人差し指と薬指も挿入(いれ)て三本の指で膣内(なか)を犯してやる。
 指を挿入(いれ)た先にまで下りている子宮口も指先で弄ってやる。
 柔らかくなっている入り口を広げて子宮の中に指が入るのか気になり、ぐいぐいと押し込んでいるとぱしっと手を掴まれた。
 やっと目を覚ましたらしい池ヶ谷が、ハンカチを口に入れたまま快感に震えて息を上げていた。ぐいぐいと子宮口を広げると必死に首を振られた。

「~~~~っ!」
「……キモチイイ?」

 くにくにと子宮口を弄くりながら耳元で囁いてやるとコクコクと頷かれた。気持ち良いのならばと刺激を強くしてやればイってしまったらしく、ナプキンが潮でグシュグチュに濡れてしまった。

「ナプキンぐしょぐしょじゃん。替える?」
「~~っ」

 震え頷く池ヶ谷に貰っていたナプキンを取り出し渡す。外は日が落ちて暗くなっているので、俺が壁になれば見つかる事はないだろう。


「俺が壁になってやるから早く取り替えろよ」


 ふぅっと息を吹きかけながら命令すると、池ヶ谷は震える手をパンツの中に入れ、ぺりぺりと少しずつナプキンを剥がし始めた。
 エンジン音と走行音でかき消されていても全く聞こえない訳じゃないのだから、鳴らない様にと池ヶ谷の手は慎重で時間がかかっていた。
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