【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第34章 第三十一話 オウセ
数分間ビクビクと痙攣を続け、落ち着いたらしく池ヶ谷の手が俺の背中にしがみ付いた。
「飛雄様っ……飛雄様っ」
必死に名前を呼んでくるので、抱き締める力を強くしてやった。離さないと行動で示してやると池ヶ谷は言う。
「好きっ飛雄様好きっ!赤ちゃん欲しい!妊娠したいの!飛雄様、私妊娠したい!」
狂った様に言う口を口で塞いでやる。酸欠になる位に激しく犯してやり、唾液まみれの口に告げた。
「子宮口降りてる間にこんだけヤってんだ。絶対に妊娠するから安心しろ」
「妊娠……する?」
「受精してから着床に大体二週間ってネットに載ってただろ?今受精して子宮内膜に着床する為に受精卵が移動してる最中だな」
スルスルと子宮の上で卵子が移動している動きを何度も繰り返しやると、キュンキュンと俺を締め付けながら池ヶ谷は言う。
「がっこ、で……皆がいるの、に……受精させて、赤ちゃん作っちゃった……どうしよ……」
「伊織が欲しい作って言ってただろ?今更嫌がるのか?」
指の動きを止めずに言ってやれば、熱を含んだ目で俺を見て言うのだ。
「駄目なのに……欲しいの……まだ十五歳なのに、子供なのに…………赤ちゃん欲しいって、作りたい妊娠したいって……身体が言うのっ……いけない事なのに身体が勝手に子作りしちゃうっ」
ポロポロと泣きじゃくりながら、結合部に指を当てて言い続けてくるのを俺は黙って聞いていた。
「膣(ここ)に挿入(はい)てって、子宮(なか)に射精(だ)してって……私おかしくなってるの……助けて飛雄様……私どうしちゃったの…………」
そのおかしくした原因である俺に本気で助けを求めるので、ピストン運動を始めながら俺は言ってやる。
「何もおかしくない」
「そんな……だって……!」
「伊織の身体が俺が欲しいって言うんだろ?それって俺の遺伝子が欲しいって事なんだろう?伊織にとって俺が最高の男だからその遺伝子継いだ子供が欲しいんだろ?生物の基本なだけじゃん」
「普通、な……の?」