【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第5章 第二話 オソイ
俺がまだ触れずにいた池ヶ谷のもう一つ、誰にも見せたりなんかしない場所。それは乳房なんかよりよっぽど男に性的興奮を与える事が出来る唯一の場所、だ。
足を上げられた事により、今までスカートによって隠されていた桃色が視界に入った。その桃色は全部が同じ色ではなく、真ん中だけ濃く……濡れていた。
その濡れ具合と言ったら、まるでお漏らしでもしてしまったかの様な濡れ滲みだ。
「やっ……駄目っ!其処だけはっ……影山君っ!」
一番見られたくない場所を布越しではあるが凝視されていて、力の入らない足で必死の抵抗をしてきた。けれどないに等しいその抵抗を無視し、俺は池ヶ谷の下着、濡れている部分に指先を当てた。
ぐっしょりと濡れていて、下着の役割をしているのか怪しいソコを何度も押してやる。
「ァッ!」
初めて経験するらしい快感にビクッと震えた池ヶ谷の姿を確認してから、脱がせるのではなくスッと下着の濡れている部分を横へずらす。カーテンでも開けるかの様に、だ。
ちゅくっと音を鳴らし、糸を引いている下着をずらすと其処にあったのはヒクヒクと痙攣をしている縦筋。
その筋からトロトロと粘着質の液体が少量ずつだが流れ出ていて、テカテカと蛍光灯の光を浴びて光っている。
「み……みな……いで…………」
俺に見られている事が耐え難い羞恥なのに、拘束されて防ぐ事も顔を隠す事も出来ない池ヶ谷は、必死に目を閉じながら震えている。その震えに合わせる様に、筋から液体が出ている様だ。
初めて見る女の陰部に俺の興奮も高まっていく。その筋を広げてみたい、膣内(なか)を見て見たい。
欲望が壊れた蛇口の様に溢れ出て止まらない。
「……服、邪魔だな」
「…………え?」
ボソッと呟いた声に池ヶ谷が反応をしたが、そんな事はどうでもいいと下半身を隠していたスカートと下着を有無言わず剥ぎ取り、床に投げ捨てる。
「やぁっ !? 」
身体を守る服を失い、全部開かれたYシャツだけの姿にさせられて小さな悲鳴を上げられた。下着を脱がされた事により秘部を守るのは陰毛だけとなった。
あまり毛量は多くないらしく、陰毛の間から見える肌がまた厭らしい。でも、今の俺にとっては……。
「隠されてるみたいで邪魔だな」
「な……何、が…………」