【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】
第5章 第二話 オソイ
勿論前からの支えを失って乗っているだけのブラジャーが後ろに引っ張られれば動くのは当然であり、その反動で制服のYシャツも身体を隠す役割を果たさなくなった。
「……いやぁっ!やだやだっ !! 」
少しだけ見えていた上半身が俺の目の前に露になる。
ブラジャーがなくなっても型崩れもしないし、乳首は上向きにツンと勃っていてこれが形の良い胸なのかと、数少ない知識を思い出していた。
白い肌はキメが細かく、バレー一筋で生きてきて、むさ苦しい男同士の着替えの中に存在しなかったモノに背筋がゾクゾクとしてしまう。
池ヶ谷の動きに合わせ、たわわと揺れる乳房の先でツンと俺の方に勃っている乳首に向かって、そっと口を開き舌を伸ばす。
それに気付いた池ヶ谷が必死の抵抗を続ける。必死に振り解こうとする腕や無意味に近い足のばたつきの振動により、俺の目の前で乳房が上下に激しく揺れ続ける。
(ヤバイ……ヤバイ…………)
その動きに俺の中の理性の糸が全て無くなっていく。そう確信が持てる。
今までに見た事のないモノ感じた事の無いモノに、聴覚視覚感覚が麻痺していく。
俺に押さえつけられ、決して男に見せる事のない乳房を激しく揺らし、艶を含んだ涙目で俺に懇願している。
なんて言う支配感の快楽。
「ひやっ…… !! 」
池ヶ谷の乳首を口に含むと、聞いた事もない艶っぽい声を上げた。先程まで抵抗していた動きが全て止まり、赤い顔で荒い呼吸をしている。
「…ぁ……っつ……」
快感に耐えているのだろうか?荒い呼吸の合間に池ヶ谷の喘ぎ声が聞こえる。
部活動と買い出しで汗をかいているから、池ヶ谷の乳房の味はしょっぱかったけれど、俺にはそれが逆に甘美に感じて貪る様に乳首を吸い続ける。
舌の上で転がす様に動かすと、口の中でぷっくりと膨れ上がるのが分かる。コリコリとした乳首を強めに吸うと池ヶ谷の腰がビクン、と跳ねた。
(……触りてぇ)
動けない様に手首を掴んでいて、ブラジャーを引っ張っている為に両手の自由がない。でも俺は舌先だけではもう満足が出来なくなっていた。
掴んで揉みたい。その為には手を自由にする為の拘束具が必要だった。
(ベルト、でいいよな……)
乳首を激しく吸われた快感で、身体に力が入らないのだろう。激しく呼吸をする池ヶ谷を掴む手を離した。