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【R18夢小説】手に入らないモノを求め【HQ/影山飛雄】

第28章 第二十五話 フタリダケ


 言えば池ヶ谷は逆らえないらしく、真っ赤な顔を隠す様に静かに頷いた。





「ちょっと東京行く前に勉強ある程度しておかないとヤバイもんで、今日勉強会泊まりする事になったから。うん、じゃあ」

 親に適当な事を伝え、電話を切ってベッドに座る池ヶ谷の姿を見た。玄関の鍵を閉めたら剥ぎ取る様に服を全て脱がせた。
 勿論その際にブラジャーは俺のカバンに回収をした。
 自分の部屋で全裸なのは流石に落ち着かないらしく、可愛らしく乳首と股に手を当てて隠している。
 携帯をカバンに入れると池ヶ谷の元へ歩み寄る。俺が来た事でビクッと反応をしてきて可愛いの一言だ。
 ぐいっと押し倒し足を広げさせればヤる事は一つだけだ、と覚悟を決めた表情をしている。激しく胸を上下させ、欲情した表情に変わりだしたらヤってもいい合図だ。
 服を全て脱ぎ捨て、覆い被さり池ヶ谷を何度も犯して中に精子をたっぷりと注ぎ込んでやった。早く妊娠してしまえと願いながら……。

「柔らかいな」

 ちゃぷと湯船に浸かりながら池ヶ谷の乳房を揉み堪能していた。乳房の柔らかさは最高だし、コリコリの乳首を摘めば池ヶ谷がビクッと反応してきて堪らなくなる。
 池ヶ谷は俺だけの腕の中にいればいい。そう思ってしまう程に執着は酷くなっていた。ギュッと抱き締めると湯船に使っている所為か分からないが、赤い顔で俺の頬に額を付けて甘えてくる。
 今日一日池ヶ谷の視線の先に誰がいるのかを気付かれない様に見ていたが、特に一定の誰かだけを見ていると言った様子は無かった。全員に平等に、と言った感じで。
 池ヶ谷の想い人が誰かすぐに分かるとは思ってはいなかったけれど、全く素振りがないと見つける事は不可能な気がしてきていた。

「…………伊織」

 抱き締める力を弱めながら名前を呼べば池ヶ谷は向かい合う様に俺の上に座り直し、両手で頬を包みながら言ってくれる。

「好き」
「…………」
「好き、好き……大好き」

 チュッチュと触れるだけのキスを何度もしながら、好意の言葉を綴ってくれる。熱の篭った瞳で好きだと言われればビンと勃ってしまった。
 それに気が付いた池ヶ谷はそっと昂ぶる俺に触れると、自分から縦筋に俺を宛がう。少し腰を下げ亀頭を自分の体内に招き挿入(いれ)てまた言う。

「大好き、愛してるよ……飛雄様」
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