第16章 影山飛雄夢 最低教師
息子が生後六ヶ月になった頃に彼女の生理が再び始まった。
まだ乳幼児の子育てて息子から目が離せないと言うのに、再び本格的な子作りセックスを再開した。
「せんせぇっ……影山せんせっ!」
乳房を揉めば母乳がビュッと絞りでる彼女を毎日欠かさず犯す。
息子はたまに俺達がセックスしているのを見ている事があったが、生まれた環境が異常なためにそれが当たり前なのだと育っていく。
そして、息子が九ヶ月を過ぎた頃、折角再開した生理がまた来なくなったので、すぐに妊娠検査薬を使った。
結果は再び陽性反応。
彼女は再び教師だった男の子供を孕まされた事を知った。
それでも彼女は孕まされた事を嫌がる事無く、素直に育児と新たな命を大事に育てていく。
二度目の妊娠も一度目と同じで、セックスされ続け陣痛前日までそれをしていく。
二人目が生まれる頃には息子は一歳を過ぎていて、言葉も話し自我も持った一人の人間に育っていた。
「まま」
「んッんっあんはぁん……な、に?」
「まま、あそんで」
「ぅんっ……もうちょっと、だけ……アッアッ!まっ、てね……。ママ、今パパとセックスして、るからっねっ?」
「うん」
「良い子……」
親がセックスしているのを毎日見て育った息子は、セックスに見慣れていて親の情事を平気で見ている。
息子に対して見せ付けるかの様にセックスをし、中出しが終わると彼女は優しく息子の事を抱きしめていた。
「まま、だいすき」
「ママも大好きだよ」
息子の事を抱きしめる彼女を見る度に、俺は手に入れた幸福感に包まれているのだった。
◆
翌日彼女は陣痛を迎え、二人目を出産した。
そんな彼女は行方不明となってから三年近くが過ぎ、彼女の事を忘れている人も増えていた。
彼女は未だに死亡届は出されず、行方不明者として両親が探し続けているらしい。
たまにだが学校に来て、校長や教頭達と話をしているが、彼女の足取りは全く掴めない様だ。
そんな彼女は実は思ったよりも身近にいて、教師に拉致監禁からの出産を二度もしているとは、思いもしないだろう。
俺は性格的に疑われる事も無く、完璧に存在を隠しているので、彼女も子供も見付かる事はない。
彼女が産んだ二人目は娘。俺は一男一女の子持ちになった。