第15章 近親相姦シリーズ 宮兄妹の終焉
そのまま玄関で、ツム兄に最初の腟内射精(なかだし)をされてまうんやった。
ビクビクと射精を受け入れてると、ツム兄が舌を入れてきた。
くちゅくちゅと舌を絡ませ合いながら、ツム兄との行為に溺れていく。
サム兄との優しい一ヶ月間を過ごした分、ツム兄との激しい一ヶ月を身体が求めてもうている。
「あんっ」
ずるりと抜き出たツム兄は射精したばっかりとは思われへん位に、硬う反り勃っとった。
早う次の行為をしたいと表情が訴えてもうていたのかもわからへん。ツム兄は舌舐りしながら言い切ってきた。
「サムの事、忘れる位エロうて烈しいの、一ヶ月間叩き込んだるさかいな」
ツム兄に抱き上げられ、うちは寝室へと連れ込まれてしまうんやった。
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ツム兄との子作りは、サム兄とは全然違うた。
ツム兄は子作りに勤しみつつも、セックスのプレイを楽しんで色々してきた。
裸エプロンに亀甲縛り。鎖で拘束されたり目隠しされてのセックス。
ほんでツム兄は大胆にも、外でもセックスをしてきたねん。
試合会場は勿論の事、人気のあらへん公園のトイレに裏路地。
誰かに見つかったら、言う興奮は凄まじゅう、青姦になんべん潮を吹いたか分からへん位や。
そんなツム兄の一番のお気に入りのプレイは……制服プレイやった。
「アッアッあっん!」
「えっろ……制服セックス、やっぱええなぁ」
ツム兄と二人、稲荷崎高校の制服に身を包んで繋がり合うとった。
四年前にでも戻ったみたいな錯覚を感じるこのプレイは、サム兄の影がチラつく。
そう言うたら二人がうちに手ぇ出してきたのは高校時代のあの日からやったな、とツム兄に貫かれながら考えとった。
兄二人と子作りをしながら、なんで兄二人は妹であるうちの事を選んだのか……。今でもそれだけは分からへんかった。
二人は女の子に困る事は無かった思うのに、リスクを背負うてまで実の妹を選んだのか分からへん。
そやかて、宮侑と宮治の二人を独占してる事実に、心も身体も満たされてもうて、もう元になんて戻られへん思いながら二人の子供を妊娠する瞬間をただ待つだけやった。
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