第15章 近親相姦シリーズ 宮兄妹の終焉
「マジかいな!くっそぉ!今日そのまま大阪に連れて帰ろう思うとったのに!」
ガッツポーズを決めて喜ぶサム兄と、頭を抱えて悔しがるツム兄。
一ヶ月交代のセックスはサム兄から始まる事になった。
「んじゃ早速今日から二人だけで子作り始めような。サクッと妊娠させたるさかいな」
「はぁ?絶対にサムちゃうくて俺が妊娠させるんやからな!」
「子供は授かり物やけど、一ヶ月は俺だけとセックスやから、妊娠するかもなぁ」
「ぐぬぬ……」
兄達のやり取りを聞きながら、うちは今日からサム兄とだけセックスをするんやと緊張しとった。
(サム兄とだけ……)
不安がってるのを分かってるのか、サム兄は優しゅう頭を撫でながらに話し掛けてくれた。
「全部兄ちゃんに任せったらいけるさかい」
するとすぐにツム兄がうちを抱き寄せて言うてきた。
「一ヶ月後、絶対に大阪やからな!」
サム兄とツム兄。どっちの子供を先に妊娠するんか。
兄達の子供を作る為の妊活が始まりを告げた。
◆
「んッ……ンンっ……」
ツム兄が帰った後、すぐにベッドに連れて行かれた思うとちゅくちゅとキスが始まった。
ほんまに二人だけでセックスをするんやと実感が湧き、不安な気持ちが出てきてまう。
ずっと三人やったのが二人になる不安。
服を脱がされ下着も脱がされ、全裸にされる。
全部サム兄のペースで行われとって、ツム兄の妨害があらへん。
「アッ……」
くちゅりとサム兄が宛てがわれて、ゾクリとする。ツム兄はおらへん。
サム兄と私二人だけのセックスやから当たり前やけれど。
「ツムおらへんのけったいな感じやな」
「サム兄……」
「『サム兄』ちゃうやろ?」
そう言われ、一息付いてから名前を口にする。
「治……」
「そう、『兄』ちゃうくて『治』だぞ。自分は兄と子供を作るんちゃうくて、男と子供作るって思てくれな困る」
「…………」
グッと腰を落としてきて、膣口が広がって腟内へサム兄が挿入ってきた。
「アァッ!あっ!」
ズブズブとゆっくりとしたペースで挿入ってくる感覚は初めてで。四年間数え切られへん程セックスをしてる筈やのに、初めてセックスするみたいな気ぃして恥ずかしさが込み上げてくる。