第8章 近親相姦シリーズ 宮兄弟の場合
「このまま射精してもええかな?」
「すぐに逆したら妊娠はせえへんやろ」
二人の会話を他人事の様に聞いてると、上と下、同時に熱いなんかが身体に注ぎ込まれた。
口の中に初めての味が広がり、女性器の中が脈打ってる。
「ゲボ……うぇっ !! 」
口が解放され、味がきしょうて噎せてる間に、ツム兄とサム兄の位置が入れ替わっとった。
ほんで今度はツム兄が下に、サム兄が上にうちの身体の中に入ってきて同じ動きが始まる。
「ンンっ!んッ!っんッ !! 」
貫かれ、呼吸困難になる位に塞がれ、どうしたらええのか分からへんまま、同じ熱がまた上と下に吐き出されてもうた。
◆
「ツム満足したか?」
「サムは?」
「全然物足りへん。もういっぺん下に挿入(いれ)たい」
「そんなん俺だって下に挿入(いれ)たいに決まってるやろ」
ぐったりしてるうちを見ながら、二人はそんな事を話してる。まだ終わらへんのかと思てると、サム兄が言うてきた。
「そう言うたら穴、もう一つあるな」
「……あるな」
「前と後ろ、いっぺんに挿入(いれ)るのはどうだ?」
「せやったら俺は後ろがええ」
「決まりやな」
二人でする事が決まったのかサム兄に抱き上げられ、ツム兄が後ろに回って座った。
「…………?」
今度は何するのかと、次に来る衝撃に備えてると、ツム兄がうちのお尻を掴み、くにっと後ろの方を広げとった。
ツム兄が広げてる所で『前』と『後ろ』が何を言うとったのか分かり、首を振りながら言うた。
「やだ……ツム兄……そっちはいやで……」
「いける、すぐに気持ち良うなるから、な?」
そう言うとツム兄はクッとうちの肛門を広げた。ほんで、男性器を押し付けると互いのモノでぬめっているさかい、ゆっくりと肛門から身体の中に入り始めた。
「やっ!あっ!」
本来入れる所ちゃう場所への侵入は、気持ち悪さを感じる。痛みもあって首を振って拒絶をアピールしてんけど、ツム兄は止めてくれへん。
「前も挿入(いれ)んねん」
そんな事を言うて、今度はサム兄がうちの女性器の中に男性器を入れてきた。
「はぁっ !! 」
前と後ろ、同時の侵入に下半身がしんどい。
「あ……あ…………」
止めてもらえへんセックスを、二人の男性、兄としていく。