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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第77章 #77 私は強い



その頃コニーが大怪我をしたアルミンを抱えて先に船に到着していたマガトの所へ来た。
どうやらアルミンは船に繋がれていた爆薬を外させる際に撃たれたようだ。
コニーはアルミンをマガトに預けた。


「胸と腹を撃たれてる」
「アゴもな。すぐに回復する。お前は」
「船を守る!」

すぐさまコニーは戦闘中の仲間の元へ向かった。
その直後に海の方から回ってピークが船へと到着した。

『マガト隊長、ファルコが』

マガトにファルコが一人で飛び出して行った事を伝えたが、今はまだファルコを追いかけられない。
ピークに乗っていたオニャンコポンはイェレナを下ろすと急ぎ船の炉を沸かすのを手伝いに走り、ガビもリヴァイを支えながらピークから降りた。

それを確認し、ピークは急ぎ戦闘に向かっていった。


「兵長歩ける?」
「あぁ」

船に乗船しながらリヴァイはリリアを目で追いかけた。
まだ、まだ大丈夫、戦っている。
しかしもう戻ってきて欲しい、限界は近いだろう。

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