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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第76章 #76 証明するために



「リヴァイ兵長!ピーク!!」

ジャンは急ぎリヴァイ達の元へ作戦の変更を伝えにきた。

「作戦変更です!ここでは時間がなくて飛行艇が飛ばせません!船でオディハに向かってそこで飛行艇を整備します!!だから急いで船に乗ってください!!」
『オディハに?とにかく時間がないのね、急ぎましょう』
「オイ、ジャン」

ピークの背に乗せられながらリヴァイがジャンに問いかけた。

「リリアは無事か?」
「はい、かなりの人数の兵士を倒してました。でも何か様子がおかしくて。いつもは自分の力を誇示したりしないのに止めるハンジさんに"自分は強いから"と言う事を聞いてくれなくて」
「そうか…」

はぁ、と深くため息をついたリヴァイを見てガビがリヴァイの服を握る。

「兵長…リリアさん大丈夫だよね?死んだりしないよね?」
「……」

リヴァイはガビの頭をポンポンと叩いた。
そう簡単には死なないだろう、ただ今のリリアは万全ではない、数で来られたら体力が保つか分からない。


「自分勝手もここまで来るとどうしようもねぇな」
「兵長…」
「悪いなガビ。元はと言えばリリアをあんなにしたのは俺のせいだ。リリアが死んだら俺を恨め」


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