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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第8章 #08 楽しき日



食事が終わり、リリアは兵舎へと戻った。
リヴァイ班の皆は全員でお茶を飲み、今日の事を振り返っていた。


「リリア兵長のおかげでリラックス出来たな。エレンも今は緊張してないだろ?」
「はい!まったく!!楽しかったです」

エルドの問いにエレンは笑顔で返した。

「明日になったらまた緊張するだろうけど、今は大丈夫です」
「それにしてもリリア兵長には驚かされるな」

料理の事を思い出しグンタが笑う。
まさかあそこまで不器用だとは思わなかったようだ。
話を聞きながらリヴァイは口を開いた。


「テメェらあまり気を抜きすぎるなよ。壁外調査は明日なんだからな」
「はい!」
「今夜はしっかり寝ろよ」


リリアから皆にリラックスして欲しいからどこかに皆で行きたいとお願いされていたリヴァイ。
買い物と晩ご飯を全員でするから、リヴァイはどこかで時間を潰して戻ってきてほしいと言われていた。

あまりリラックスしすぎるのもどうかと思っていたが結果的には良かったのだろう。
あとは任務を遂行し、全員で無事に戻ってくるだけだ。

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