• テキストサイズ

誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第52章 #52 約束



「リヴァイ……ありがとう。生きようね…二人一緒に」
「あぁ…」
「へへ、リヴァイあんまり服好みじゃないのかと思ってた」
「いや、似合いすぎてて見れなかった。すまねぇ。アレだな、俺はもしお前が…なんだ…ドレスとか着たら倒れるな」
「えぇぇえ?!ちゃんと見てよ!今度王都で夜会みたいなのあったら行こうかな……」
「ダメに決まってんだろうが」


大きく息を吐き、リヴァイが腰を下ろす。
ガシガシと頭を掻き、俯いた。


「リヴァイ?大丈夫?」
「…こう見えて緊張してたんだ。また断られたら確実に死んだ」
「断るわけないでしょ?私、リヴァイいないと生きていけないよ?」

リリアも隣に座り、買った昼食を広げる。

「ご飯食べよー!!」

楽しそうに笑うリリアに、リヴァイの表情は和らいだ。



良かった、これで自分も前に進んでいける。



/ 1014ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp