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誰が為に心臓を捧げる【進撃の巨人】

第44章 #44 海へ



「ちょっとリヴァイ!!ちょっとだけリリアにチューしていいかな?!」
「はぁぁぁ??!!」
「いいだろう?リヴァイばっかりリリア独占してズルいんだよ!」

困惑してハンジとリヴァイを交互に見やるリリア、するとハンジがリリアの頰にチュッとキスをした。


「ハンジ!!テメェ!」
「やーい!悔しかったらここまでおいで!」

チッと舌を打ちながらリヴァイは再び海に入ってきた。
バシャバシャと水を踏みしめながらハンジの方に近付き、足で海の水をかける。

「しょっぱ!!しょっぱーい!!リヴァイ何すんの!」
「うるせぇ!お前が来いっつったんだろうが!」
「あはは!ハンジもリヴァイも仲良いねぇ」



そんな3人を少し離れた場所から見ていたジャン、コニー、サシャ。

「幹部3人組をあそこまではしゃがせる海、スゲェな」
「おう……海、すげぇ」
「この固い茎みたいなのは食べれるのでしょうか…」
「……やめとけ」

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